2019.6.27 アポロベイス
けもの 青羊(vo) 西田修大(gt) トオイダイスケ(key) 伊吹文裕(ds)
ペンギンラッシュ 望世(vo,gt) 真結(key) 浩太郎(b) Nariken(ds)
生憎の雨の中、大勢のお客様にお越しいただきありがとうございました!
昨年の11月、けもの青羊さんから7インチレコード2枚とマキシシングルをリリースするので名古屋でレコ発ライブをやりたいとのご相談を受けた。
紆余曲折曲折あって6月27日アポロベイスに日時と会場は決まった。
さて、対バンはどうしようかと思っているタイミングで、とあるライブ会場でバッタリお会いしたペンギンラッシュ望世さんから「ペンギンラッシュも同じ頃にアルバムをリリースするのでWリリースライブはどうですか?」とご提案をいただいた。
さっそく青羊さんに音源を聴いていただいたところ「是非!」ということで即決した。
対バンが決まったところで、アポロベイス木田さんより「タイトルはどうしますか?」とメールがあり、凝ったものよりわかりやすい方がいいかなと「音楽は女を中心に回ってる」とした。
Wリリースとしながらも私の中ではメインアクトは けもの であったので、先攻ペンギンラッシュ、後攻けものでお願いした。
対バンの場合はメインアクトは最後に登場してアンコールにも応えることができるのだ。
すると青羊さんから、ゆっくりと会場入りしたいから、あとリハでけもの先攻でお願いしますとメッセージがあった。
地元のペンギンラッシュに花を持たせようという気持ちは直ぐにわかったが、そういうことにして、先攻けもの、後攻ペンギンラッシュとなった。
ペンギンラッシュのラストの曲が終わると、万雷の拍手が鳴り、やがてアンコールの手拍子となった。
すると望世さんひとりがステージに戻ってきて「今日はけものさんとのWリリースライブなのでアンコールはやりません」と深々と頭を下げた。
望世さんが袖に消えるとステージ裏から「えーっ、やらないの?」と青羊さんの大きな声がした。
ペンギンラッシュが後攻と決まった時からアンコールはやらないと決めていたそうだ。
素晴らしいライブのあとにお互いのバンドに対するリスペクトが感じられ胸が熱くなった。
そう言えばペンギンラッシュ初のワンマンライブの告知も一言もなかった。
けものもペンギンラッシュもカッコ良すぎる。
望世さんに代わって。
8月18日(日)18:00~アポロベイスにてペンギンラッシュ初ワンマンライブ「Rush out night 2019」がある。
お世辞抜きで絶対に聴いておくべき音。
カッコいいのは音だけではない。
チラシのデザインをしていただいたナカガワ暢さんが京都から会場に駆けつけていただいた。
ボーイッシュなNikon D810 をクールに構える美しきカメラマン、ナツミさん。
ステージの外でも女性が支えてくれた。
「加トちゃんぺっ」の合図で撮った集合写真。
女性3人は真顔で「ぺっ」を決めてくれた。
それに比べて男達は...
「音楽は女を中心に回っていた」