necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

Chie & May DUO

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2019.10.29 STAR☆EYES  西村知恵 (vo) 井上銘 (gt)

 

歌声とギターのフレーズが聴こえてきそうなカッコいいチラシ。

でも西村さんの歌声はまだお聴きしたことがない。

銘さんのフレーズは知っているつもりだった。

 

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西村さんは名古屋初登場。

ジャズの曲を歌えばジャズボーカルという訳ではない。

では、ジャズボーカルとは?

それを文字で表現するのは靴紐の結びかたを説明するくらい厄介だが、西村さんの歌声をお聴きすれば一聴瞭然。

アドリブでのスキャットや伴奏との絶妙な間合いによる感情移入はこれぞジャズボーカル。

特にホレス・シルバーの「The St.Vitus Dance」とチャリー・ヘイデンの「First Song」の2曲の並びは圧巻だった。

ビートルズの「マイ・ライフ」も人生を語るように歌う。

アンコールでの「見上げてごらん夜の星を」で、スターアイズの☆を見上げる演出?偶然?

ジャズボーカリストは何を歌ってもジャズになる。

 

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その西村さんにそっと寄り添う銘さんのギター。

ボーカルとのDUOは初めてお聴きしたが、なんという色っぽさ。

Nishgaki Guitars の新たな相棒は、シルクの弦を弾いているかのような光沢のある滑らかな耳触り。

この相棒から止めどなく溢れる出る表情豊かなフレーズは今までに聴いたことのない銘さんだった。

「知恵さんヤバいでしょ」と満足顔の銘さん。

西村さんとのDUOはどんどん銘さんのインスピレーションを広げていってくれるように思う。

 

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西村さんは3rdアルバムということだが、今まで名古屋でのライブが無かったというのはもったいない。

是非また名古屋にお越しいただきたいし、お呼びしていただいた銘さんには感謝である。

西村さんにサインをお願いした時に「下の名前は?」と聞かれ、苗字ではなく名前を書いていただいた。

下の名前でサインをいただく日本人アーティストはおそらく二人目。

もうひとりは銘さん。

サインの宛名は下の名前をアルファベットで書いていただくのが鉄板。

銘さん、いつもうれしく思ってます。

 

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もう一人客席で「知恵さんヤバい」を連発していた渡辺翔太さん。

渡辺翔太トリオ「Folky Talkie」リリースツアーの地元名古屋が1/22に名古屋ブルーノートに決まり「おめでとう」をお伝えした。

そのライブにfeat.吉田沙良さん(fromものんくる)に加え、スペシャルゲストで銘さんも来ていただけるということで、とてつもなく楽しみ。

 

そして今日11/4、渡辺翔太改め、渡辺シロノワール翔太、平光味噌煮込広太郎、平手えびふりゃあ裕紀の名古屋が誇る3人の若手ピアニスト+名古屋出身のスーパーピアニスト宮川鉄板ナポリタン純による「なごやじまんライブ」が蕨 our delight である。

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ライブへお越しの方はミドルネームで呼んでやって下さい。