2020.2.18 DOXY 渡辺翔太(pf)&清水行人(gt) DUO
お笑いのコンビなどは仕事の時に会うだけでプライベートはまったく別行動という話はよく聞くが、このDUOは仕事と関係なしに休日は一緒にランチをするというノリの仲の良さ。
食後に二人でケーキを頬張る姿が目に浮かぶ。
行人さんはイメージよりコード進行やフレーズ先行で作曲されるため、曲名をどうしようかと思った時、翔太さんに相談されることもあるそうだ。
この日の1曲目、行人さんのオリジナル『Bridge』は、翔太さんが橋を思い浮かべたからのネーミングとのこと。
その行人さんがめずらしくタイトル先行で作曲した『ロイヤル・シネマ』。
岐阜柳ケ瀬商店街に佇む昭和の風情が残る映画館、ロイヤル劇場をモチーフにしたもの。
ノスタルジックな曲調に人情味を感じるメロディ。
現在上映中の「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」は高校生のときに鑑賞して号泣したなぁ。
ずっとワンコイン500円でがんばって来られたが、2/22より600円となる。
それでも安いし、そこには映画以外にもそれぞれの世代ごとに感じる何かがあるはずだ。
全国の単館系ミニシアターが諸事情によりデジタルに移行せざるを得ない中、いまだにフィルムをまわし続けている。
続けて『Moon River』とは、グッとくる構成。
渡辺翔太グループの『So Amazing』。
「なんて、素晴らしいんだ」と、今日のライブの総括で自画自賛の翔太さん。
ランチでの会話を楽しんでいるかのようなDUOアレンジ。
東京、横浜、名古屋、大阪のツアーは、翌日の大阪で終了。
もうすでに寂しいとおふたり。
年内にまたツアーをやりたいということなので是非お願いします。
行人さんは 3/27 (金) 金山Mr.Kenny's、3/28 (土) 松坂Kenneyでの「清水行人trio feat.武井務」ライブの後、翌日からこのメンバーでファーストアルバムのレコーディングに入られるとのこと。
今日演奏されたオリジナルは3曲ともアルバムに収録されるそうで、この2日間でもお聴きできるだろう。
ピアノレスでどんなアレンジになるのか楽しみである。
店名が似ているのでお間違いのないように。
ツアー最終日の大阪は谷町九丁目Subとうことで、3/20(祝)にSubのメインピアニストの藤川さんをMr.Kenny'sにお呼びすることをお伝えすると、「えー幸恵さんがトリオで名古屋に来るの!すごーい!」と翔太さん。
翔太さんはこの日東京だそうですので、「名古屋のみなさんは是非Mr.Kenny'sで藤川幸恵トリオを聴いてください」とうれしいコメント、ありがとうございます。