necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

安ヵ川大樹TRIO

f:id:necojazz:20200327114737j:plain

 

2020.3.26   START☆EYES 安ヵ川大樹 (b) 田窪寛之 (pf) 橋本学 (ds)

 

「感染爆発の重大局面、不要不急の外出自粛」という前日の小池都知事の会見を受けて、関東を中心に開催を予定していたライブが急遽いくつも中止や延期となった。

会見によって生じる損失に対する補償とセットで言うべきだったと思うが。

1stセットが終わった休憩時間に学さんが「自粛ではなくて、期間を区切って強制的に休業にして、その間の補償をしてほしい。」と話されていた。

 

 

f:id:necojazz:20200328001401j:plain

 

前後左右、人との距離をとれる席に着くと、テーブルごとにアルコール消毒が置いてあった。

岩城マスターとママさんは共にご高齢なので、感染した場合のことを考えて交代でご出勤されているのか。

このところ二人ご一緒のところを見ていない気がする。

 

f:id:necojazz:20200328003207j:plain

 

 「こういう時期に名古屋でライブができてうれしいです。精一杯演奏させていただきます。」と安ヵ川社長。

このメンバーで2016年から毎年コンスタントに1枚ずつアルバムをリリースし、昨年の11月にリリースされた『Precious』からの曲を中心にした構成。

 

www.d-musica.co.jp

 

アルバムの1曲目、ライブではお馴染みのナンバー『Complex』は新たなアレンジで収録された。

 

youtu.be

 

20年以上の時を経て、深みは増しても瑞々しさは変わらない。

それにしても、繊細で美しいタッチもさることながら、燐とした姿勢も美しい田窪さん。

クールで知的な容姿はジャズを始めるきっかけであり敬愛されているビル・エヴァンスと重なるが、極端な猫背で鍵盤に顔をうずめるように弾くのエヴァンスとは真逆の姿勢。

その理由はライブに足を運んでご本人からお聞きくだされ。

聴き手を引き込む引力はエヴァンスにも劣らない。

 

f:id:necojazz:20200328003230j:plain

 

アルバムの4曲目には学さんのオリジナルも収録されている。

ライブでもカッコ良くきめた『タビビトノキ』。

あまり知られていないが、学さんのコンポーザーとしての腕前はミュージシャンの内では誰しも認めるところ。

その学さんをリーダーとする橋本学トリオ改め『Trio Zero』が、結成15年にして1stアルバムの制作をする。

伊藤志宏(pf)、織原良次(fretlessbass)、という久留米の大砲ラーメンを凌ぐ超濃厚トリオ。

 

f:id:necojazz:20200328003317j:plainf:id:necojazz:20200328003335j:plain

 

只今、アルバム制作のためのクラウドファンディングを展開中。

 

twinmusic.co.jp

 

最高値のコースでも5000円と、他と比べてかなりリーズナブルな設定。

その理由をお聞きすると「まずは知ってもらいたいから。」と学さん。

なので、まずはお聴き下さい。

 

youtu.be

『タビビトノキ』がアルバムに収録されるかは未定とのこと。

 

f:id:necojazz:20200328003517j:plain

 

ライブ後にピアノと向き合う社長。

事態の終息を祈っているのか。

 

youtu.be

久米さんの仰る通り。