新型コロナウイルスの影響で全国のミニシアターは何処も大きな打撃を受けている。
ご多聞に漏れずシネマスコーレなど名古屋のミニシアターも危機的な状況である。
先日、シネマスコーレの現状が報道ステーションでも取り上げられていた。
スコーレの副支配人の坪井さんがおっしゃる通り、ミニシアターは映画を楽しむ場所であるだけでなく新たな才能を育てる場所でもある。
そして残さなくてはならない場所である。
スコーレとはスクールのギリシャ語の語源で、創り・学び・遊ぶという意味合いがある。
よろしければご賛同お願い致します。
2019年2月に7年間の歴史に幕を閉じたシアターカフェ。
ミニシアターでも上映されないような超レアな作品と出会え、監督や出演者のみなさんのお話を伺える貴重な場所だった。
15人も入れば満席の空間に遠方からでも手弁当で来られる映画の原点。
オーナーの江尻真奈美さんはスコーレの卒業生。
『淵に立つ』の深田晃司監督や『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督など、ブレイクされる前からの作品を知っていると現在のご活躍が自分の事のようにうれしい。
と、までは言わないが、そこそこうれしい。
深田監督の『東京人間喜劇』は上映会も企画させていただいた。
池松壮亮さんの日芸卒業制作『灯火』は監督としての力量をずっしりと感じる内容で、一番のお宝作品だった。
昨年公開された『よこがお』での深田監督と池松さんは私にとってこれ以上ないマッチング。
そのシアターカフェの再開がいよいよ具体的になってきた。
リニューアルオープン記念の大開放祭で上映する作品を絶賛募集中とのこと。
雑多な大須から閑静な白壁へ。
どんなお店にされるのかも楽しみ。
ちょっと前、クラウドファンディングで少しだけご支援させていただいた映画のチケットが届いた。
迫田公介監督の『君がいる、いた、そんな時。』
3人の主人公のうちのひとりの男の子役に女の子を抜擢されるとは、さすが迫田監督といった感じを受けた。
迫田監督のことを知ったのはシアターカフェで上映された『父の愛人』。
愛知ではセンチュリーシネマで上映される。
公開日はまだ未定だが楽しみにしておりまする。
『父の愛人』の上映会でエキセントリックなライブを聴かさせていただいた『まやかしプラスチック』。
ウイルスのアラームよ、お願いだから早く鳴り止んでくれ。