2020.7.1 センチュリーシネマ
タッタカ、タッタカ、劇場に着くとシアターカフェの江尻さんとバッタリ。
クラウドファンディングの目標達成おめでとうございます。
リニューアルオープンは近々とのことで楽しみにしてます。
前回 SOLD OUT だったパンフレットは補充されていて、スピーカーから「タッタカ、タッタカ」と聞こえてきそうな Tシャツも着心地も良くオススメ。
映画の舞台は迫田監督の地元である瀬戸内にある港町、呉市。
わたしの地元は山あいの陶器の町、瀬戸市。
瀬戸を舞台にした映画と言えば、奥田瑛二監督の第一回作品『少女~an adolescent』である。
奥田監督はお隣の春日井市出身だが、祖父母が住んでいた瀬戸で映画を撮りたかったそうだ。
故郷で作品を撮ることはアイデンティティーを取り戻す行為のように思える。
出掛けた先で「瀬戸から来ました」と言うと、瀬戸内海の島から来たと間違われることがある。
そういう場合は「せとものの瀬戸」と説明していたが、今は何と言っても藤井聡太7段。
藤井7段の名前を出せば誰しも食いついてくれる。
センチュリーシネマへ向かう前に銀座通り商店街に寄った。
『少女』の予告編で奥田瑛二さんが自転車を漕いでいるシーンはここである。
深川神社で必勝祈願。
その参道にある宮前地下街。
おそらく日本で一番短い地下街ではなかろうか。
とは言っても地上にあるが。
なぜ地下街なのかはその場に行けばなるほどと思えるのかな?
地下街の中ほどにある『うなぎ田代』。
ミュージシャン御用達で日本一と唸る人も多い。
他にもうなぎの美味しいお店はいくつもあるし、瀬戸市民のソウルフードで藤井7段も大好きである(だと思う)瀬戸焼きそばや、ごも(五目飯)など、グルメも充実している瀬戸へ来てちょー。
1回目のとき、映画の主要人物の誕生日が私と同じ7月19日で感激したことを書いたが、なんと藤井7段の誕生日も7月19日である。
藤井7段にもぜひ観ていただきたい。
センチュリーシネマでの上映は明日7月2日まで。
ご都合が良い方は是非。
新宿K's cinema では7月10日まで上映延長が決まり、まだまだ全国で順次公開されるのでチェックしていただきたい。
都合が合えば何処かの劇場へタッタカ、タッタカ、4回目へ行きたい。
良いと思える映画はたくさんあるが、愛しいと思える映画は滅多にない。