necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

藤井2冠&もりけんTV将棋&時の行路&りゅうおうのおしごと!

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藤井聡太棋聖、18歳を迎える3日前の初戴冠からまだ1ヵ月しか経っていないのに2冠目まであと1勝となった。

2020年8月19日、王位戦第4局1日目。

私は朝8時からモーニングバリウムを飲んで健康診断。

そのあと、クリニックでいただたチケットで同じビルの最上階にある喫茶店に寄りモーニングコーヒーをいただいた。

 

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健康診断の帰りに、藤井棋聖の対局を気にしながら名演小劇場で『時の行路』を鑑賞。

 

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2008年のリーマンショックによる経済不況のあおりを受けて「派遣切り」や「雇い止め」の危機に直面した労働者たちの戦いを描く。

実話に基づいた脚本は容赦なく理不尽であり、現実は小説より理不尽であるが、それでも立ち向かっていく人間は崇高である。

そして、コロナ禍というとてつもない理不尽が襲い掛かっている今、観るべき映画である。

 

自宅に帰りテレビをつけるとニュースで『りゅうおうのおしごと!』の最新刊について伝えていた。

 

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りゅうおうのおしごと!』とは、将棋を舞台にしたライトノベル

シリーズ累計で200万部を突破し、アニメ化もされた人気作品である。

主人公の九頭竜八一は15歳2ヵ月でプロ棋士になり、16歳4ヵ月で竜王のタイトルを獲得するが、あり得ない世界観のライトノベルを現実世界の藤井棋聖は超えてしまった。

その最新刊の帯には「現実に、負けるな。」と書かれている。

おもわずニヤリとさせられるが、作者の白鳥士郎氏のコメントで「コロナ禍で現実に苦しんでいている人たちを勇気づけられることができたら」という意味もあることを知った。

 

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そして、PCを立ち上げ YouTube の『もりけんTV将棋』のチャンネルを開くと、ん?

盤面がある。

先日『もりけんTV将棋』の紹介で、著作権の関係で盤面は出せないと書いたが、もりけんさんも理不尽なものと戦っているみたいだ。

対局2日目は朝から『もりけんTV将棋』。

YouTubeで対局をライブ中継をしているのはもりけんさんを含めて6名で、まだ増えるかなといった感じらしい。

対局の場外戦も熱い。

藤井棋聖優勢の状況で、78手目、藤井棋聖「7八銀打」。

もりけん AI の候補手にない手で、焦るもりけんさん、嫌な予感。

苦労した第3局の二の舞か?

「レッツ、ドン」で、評価値の差がグーンと広がった?

またもや AI 超えの最善手。

これが決め手になったもようで、80手まで、木村王位投了。

藤井聡太先生、最年少二冠と最年少八段昇段おめでとうございます。

『もりけんTV将棋』に集まった6000人以上のみなさんと、歴史的快挙を喜んだ。

投了時間は17時。

ちょうどこれから仕事終わりの方が来られる時間だったので、早い決着は残念だったが、それほど藤井棋聖の強さが際立っていた。

木村王位もお疲れさまでした。

中年の星を応援する声も多かった。

「百折不撓」の精神で、今後のご活躍を期待しております。

死力を尽くしたお二人の姿は、コロナ禍で厳しい現実に直面している人たちにも届くものはあっただろう。

「将棋はまったく知らないのに涙が出てきた。」と言う方がニュースの中に居た。

 

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藤井聡太二冠が引退するまで応援し続けるというもりけんさん。

私もそうしたいが、健康診断でお医者さまからドキッとすることを言われたし、それまで寿命があるかが現実的な問題だ。

「現実に、負けるな。」