necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

榊間浩 ストリートドラムス

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 2020.12.25 栄オアシス21前 

榊間浩(dr) ダンスの上手いカップル 陽気なパキスタン

 

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愛知県の時短要請により、西山瞳さんのソロピアノライブが21時で終了したため、帰るにはまだ時間が早いなと思ってクリスマスのテレビ塔を撮ろうと栄に向かった。

 

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オアシス21からのアングルもいいかなと足を向けると、何やら音楽が聴こえてきた。

おや、路上ドラマーだ。

 

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少し前に久屋公園で、葉加瀬太郎さんとの共演で話題になった若い女性ドラマーが叩いているのをお見掛けしたが、なかなかの人だかりであった。

スティック捌きも華麗でカッコ良かったっス。

 

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こちらは若くもないし可愛くもないと言ったら失礼だが、それに優る重くてしなやかなビート。

その鼓動は内在している何かを解放させてくれるように感じた。

Twitterをされているので、是非チェックしてくだされ。

 

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足を止めて聴いていると、若い女性が身体でリズムを刻んでいたので失礼して写真を撮らさせていただいた。

彼女も何かを解放しているようだ。

 

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しばらくして、全開放状態の外人さんがやって来て、農耕民族にはないノリで盛り上げだすと、マライアキャリーの曲で彼女がダンスを始め、彼氏が呼応する。

すると、外人さんはさらに煽って、『We are the Word』やエレカシの『今宵の月のように』では取り巻きからも歓声が上がり、ちょっとしたお祭り状態。

今度はその外人さんがパキスタンのご出身とわかると、パキスタンの曲を検索してパキスタンのリズムに乗って叩き、踊り、『君が代』でも叩き、踊った。

そうこうしているうちに20人近く居たであろう人だかりはひとり減り、ふたり減り、終電の時間も近づいた頃には、ドラマーとダンスの上手いカップルと陽気なパキスタンに私だけとなった。

 

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「12時過ぎたらクリスマスの曲はやらないよ」と叩き始めた曲に合わせて、観客は私だけになったステージでリズムを楽しんでいる。

人が居ようが居まいが関係ない。

最初から人だかりのためではなく自分のために踊っていた。

それは観ている私をハッピーな気持ちにさせてくれた。

 

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12時が近づきラストのクリスマスソング。

あとで原曲を検索したが、この日のパフォーマンスも重なって私のNo.1クリスマスソングとなった。

 

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日付が変わったあとも、スティングなど叩いてしばらくライブは続いた。

4人の皆さま、最高のクリスマスプレゼントをありがとうございました。

来年のクリスマスの夜もこの場所に足を運びたいと思います。

またお会いできましたら。