3月8日~12日まで、店舗改装のためお休みされていた『ベベのおそうざい』東区本店に13日のランチタイムに寄らさせていただいた。
コロナ禍の逆境にも負けず、ディナーを充実させるそうだ。
ワンプレートランチはメイン + 本日の選べるデリから2つチョイスできる。
この日は、鳥もも肉のコンフィ+ ローストポーク入りポテトサラダとプティキッシュの組み合わせにハニージンジャーを注文した。
鳥もも肉はホロホロと柔らかくジューシーで味付けも本格的。
店名だけ聞くとおふくろの味っぽいが、オーナーシェフはグランメゾンの出身で、フレンチの技法をベースに日常的に楽しめるおそうざいをメインに提供されている。
しかも、安心・安全のため無添加にこだわって、調味料やドレッシングまで手作りされていて、そういう意味では子を思う親の味とも言える。
べべとはたぶんベイビーのことだろう。
でも、こんなの家ではつくれない。
それが、セットドリンクを付けて1000円ちょっとでいただけるのは嬉しい。
店内はテーブル席の他にカウンター席もあって、お一人様でも入りやすい。
このところ、一人焼肉や一人鍋のお店もできているが、一人フレンチなんてどう?
ワインの種類も豊富で、迷ったらソムリエンヌにお聞きすることもできる。
ランチメニューはプレートの他にも平日限定の選べるランチメニュー7種類や土日限定ランチビュッフェもあったが、ディナーだけでなくランチもリニューアルされるみたいだった。
私は7,8年くらい前に放送されたCBCテレビのニュース番組で『ベベのおそうざい』を知ったのだが、小さいお子さん二人との家族団らんの試食会の様子が微笑ましく、丸栄の地下1階でおそうざいを購入してセントラルパークのベンチで食べたのも懐かしい。
丸栄はテイクアウト専門で、当時からテイクアウトやお弁当に力を入れておられたのが、コロナ禍の逆境でも負けずにやって来られた要因のひとつと言えよう。
外食ができない分、自宅でプチ贅沢したいという需要もあっただろうし、やはりフレンチが気軽にテイクアウトやデリバリーできるというのは魅力的である。
どこかで見た顔が居ると思ったら服部シェフではないですか。
ベベでも修行されているらしい。
相変わらずの向上心でどんどん無双に近づいていく。