necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

BULE / ブルー

 

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2020.5.10 伏見ミリオン座 𠮷田恵輔監督 『BLUE / ブルー』

 

誰よりもボクシングを愛する瓜田は、どれだけ努力しても負け続き。一方、ライバルで後輩の小川は抜群の才能とセンスで日本チャンピオン目前、瓜田の幼馴染の千佳とも結婚を控えていた。千佳は瓜田にとって初恋の人であり、この世界へ導いてくれた人。強さも、恋も、瓜田が欲しい物は全部小川が手に入れた。それでも瓜田はひたむきに努力し夢へ挑戦し続ける。しかし、ある出来事をきっかけに、瓜田は抱え続けてきた想いを二人の前で吐き出し、彼らの関係が変わり始めるー。

(公式サイトより)

 

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愛知県は5月12日からの緊急事態宣言により、映画館には午後9時までの時短営業を要請することになるが、映画館での時短がどれほどの効果があるのか疑問である。

しかも協力金は1月に引き続き対象外とのこと。

それを受けて、伏見ミリオン座とセンチュリーシネマのスターキャット直営館は5月14日~5月31日まで午後9時に閉店されるようだ。

ということは、たった2回と思うのか、まだ2回もあると思うのか、現時点で2回観るチャンスが残された。

5月12日と13日、21:05~22:56、ご都合の合う方は是非ご覧いただきたい。

私も『BOY』の上映会で松木大輔さんから『BULE / ブルー』にトレーナー役で出ているというお話を聞いていなかったらこの傑作を見逃していたかもしれず、松木さんに感謝である。

藪下雷太監督 が手にされている『まともじゃないのは君も一緒』と同じように『BULE / ブルー』のパンフレットも売り切れていた。

このことからも満足度が伺える。

刈谷日劇』か『岐阜柳ケ瀬CINEX』あたりで上映していただけないかなぁ。

とりあえず『刈谷日劇』のフリーメッセージボードにリクエストを貼っておこう。

 

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 日本タイトルマッチを戦う小川でさえも運送会社で働かなければ生活ができない。

練習はキツイし、減量はツライし、パンチを食らえばイタイ。

でも「やりたいこと、他にないんですよねー」と瓜田は言う。

そんなことが言える人生はそれだけで素晴らしい。

静かで深い余韻に包まれるラストシーンは本当のカッコよさを教えてくれる。