necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

Sup

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2021.7.8 TOKUZO 『Sap』

清水行人(gt) 渡辺翔太(key) 熊代崇人(b) 橋本現輝(ds)

 

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新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置による時短営業で18:00スタートとなり、2ndステージから滑り込んだ。

DUOライブを何度かお聴きしている行人&翔太の名古屋組と、7月11日に『Live North Bird』で翔太さんとの2台ピアノコンサートでご出演していただく梅井美咲さんとトリオを組む関西出身組との味噌文化と粉もん文化が融合したカルテット。

昨年8月にここであった初ライブからほぼ1年、久しぶりに足を運んだが、ライブの度に新曲が増えているらしく、アルバムのリリースも期待してしまう。

 

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クールな行人さんにファニーな翔太さん、アヴァンギャルドな崇人さんとエキサイティングな現輝さん、それぞれのソロも満載で、ときにはジャジー、ときにはスモーキー、サイケなソウルに彩られた、若さと成熟さを兼ね備えた音ぢからはハンパなかった。

  

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本日のまかないスパゲッティを注文するとクリーミーな梅味だった。

うめ~!

5月8日に予定されいた、ミスターケリーズでの梅井美咲トリオライブで、梅ちゃんのことをご挨拶するつもりでいたがコロナ禍でライブが流れてしまい、コンサート前に直接ご挨拶もできて良かった。

その振替公演が8月13日(金)に決定して、なんとその翌日の8月14日(土)に名古屋での初ライブがスターアイズで決まったので、2台ピアノを聴いていただいたあとにトリオも是非!

 

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梅井美咲トリオのデビューアルバム『humoresqu』。

橋本現輝さんとDJペニーさんが立ち上げられたレーベル『Brilliant Works』の第一弾。

若手のミュージシャンを世に出すことを目的のひとつとして立ち上げられたそうだ。

ダイヤの原石を光り輝かせる仕事という意味なのか。

まず一目してジャケットが輝いていて、CDショップでこれを目にしたら購入せざるを得ない。

このジャケットで中身がつまらないなんて、考えられない。

 

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おそらく梅井さんが18歳のときのレコーディングと思われるが、10代でこれを弾くか?

ティグラン・ハマシアンが10代でリリースした『World Passion』に匹敵する衝撃を受けた。

10代の意気込みは傑作となって歴史に残る。

そのアルバムでドラムを叩いたアリ・ホーニグの変則スタイルと現輝さんのスタイルがちょっと似ているなと思って聞いてみたところ、アリのことはあまりフォローしていないそうで、ゴスペルドラマーの影響を受けているとのことだった。

ジャズとはスティックの持ち方からして違っていて、一見変則的に見えても実は理にかなった動きだそうだ。

熊代さんのセンスは動画でもわかる通りで、世界に羽ばたくべきトリオ。

 

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猫カードについてご質問を度々いただきますが、私の主催したライブに来ていただいたときにお渡ししているカードで、このブログをたまに見ていただけるならその場でもお渡ししているので、基本どなたでも猫カード価格でご入場できて、顔を覚えている方はカードがなくても大丈夫というゆるいカードです。

学生証を提示いただければダブルでキャッシュバックとなります。

まだお席に余裕がありますので、よろしければ。