necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

CHAIN/チェイン  ショコラトリーChii•Luhaitme

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2021.12.23   名演小劇場  福岡芳穂監督  『CHAIN/チェイン』 

鑑賞する映画を選択する決め手は人それぞれで、私は監督に依る場合が多い。

福岡監督の作品は初鑑賞だが、今回の決め手となったのは北白川派の制作であること。

北白川派とは、京都芸術大学映画学科の学生とプロの映画人が協働して映画を制作するプロジェクトで、劇場公開を目的としている。

今年公開された山本起也監督の『のさりの島』や、鈴木卓爾監督の2019年公開『嵐電』などがあり、今作は第8弾となる。

将来は映画の仕事に携わりたいと考えている志士には魅力的なプロジェクトであり、プロ側は若手を育て実験的な試みができる場であり、観る側としても何か特別感がある。

 

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会津潘を脱潘した架空の浪士の目を通しての新選組の内部抗争「油小路の変」を題材にした着眼点や、京都タワーなど現在のカットも交えての時代は変わっても人の営みはずっと繋がっていることの表現は、斬新な太刀筋で鮮烈な切れ味。

かつての同志が刀を交え無惨にも死体が晒された油小路で、現在の人々は死体にスマホのカメラを向け、そのあと写真に何か言葉を加えて世間に晒すのだろう。

思想が違うというだけで切り殺してしまう世の中ではなくなったが、何かちょっと気に入らないだけで言葉をという刃を振りかざし、返り血を浴びることなく人の心を切り刻む世の中になってしまった。

少なくとも切り殺す側も命懸けだったのに、死体が転がっていても気に留めない世の中になってしまった。

「百年経ったら、きっと・・・・・・」

便利になったことは間違いないが、良い世の中になったとは思えない。

映画を選択する際に監督の次に決め手になるのが出演者だが、お目当ての土居志央梨さんと辻凪子さんの存在感は圧倒的だった。

 

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名演小劇場からの帰り道、ジョゼ珈琲へ。

クリスマスケーキの配達と同じタイミングで店に入った。

クリスマスケーキを何処で購入するかの決め手も人それぞれ。

私はコンビニで売れ残ったのが安くなるのを狙うハイエナ系。

 

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配達の女性二人が出たあと、オーナーの塚田さんにお聞きしたところ、コーヒー学校で一緒だった女性が母親と配達されているとのことだった。

コーヒーに付いているチョコブラウニーは彼女のお手製で、少しかじっただけで濃厚な甘さが口に広がって美味しい。

修行でフランスへ行かれたそうだが、とてもそんな感じではなかったのでびっくりされたとのこと。

現在は工房でお菓子作りをして、置かさせてもらえるお店を探しているがなかなか見つからず、今のところはジョゼ珈琲だけでマルシェに出店しても芳しくないらしい。

もちろんコロナ禍で難しいこともあるが、どうやら営業とか売り込みが苦手な方のようだ。

 

https://www.instagram.com/chiiluhaitme/

 

チラシにあるQRコードからインスタをチェックすると、フォロワー18人とは、さすがに少な過ぎるだろう。

お世辞でも映えてるとは言い難いが、手作りの暖かさを感じる方が好きなので、私で19人目。

少しでも気になった方はフォローしていただいていて、もし宜しければお試しにご注文を。

クリスマスは終わってしまったが来年もやって来るし、バレンタインや誕生日だってあるし、何でもない日を特別な日にしてもいい。

その1分の間ジョゼ珈琲に居なかったら、ショコラトリー Chii•Luhaitme のことを知ることはなかったし、偶然という要素はかなりの決め手になる。