necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

まんぷく CAFE MAcK  スイッチ  名曲喫茶ニーベルング カフェ・ミール バロック

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necojazz.hatenablog.com

 

先日、撮影の様子を投稿した『まんぷく CAFE MAcK』。

放送日のランチタイムが始まる時間に行くと、すでに放送をご覧になって来られたというお客様が何名か居られた。

問い合わせの電話も早速何件かあったらしく、ネットでもかなり検索されているみたいで、ついでに私のブログも大勢の方にご高覧いただきありがとうございます。

さすが、東海テレビの人気情報番組『スイッチ』とBOYS AND MEN (ボイメン) の本田剛文さん。

ランチを済ませたお客さんは「今度はモーニングに来ます」と店を出られ、リピーターになっていただけるかどうか、あとは中村さん次第。

 

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番組内で本田さんが食べられていたキャベツ天丼 (550円) を頂いた。

大盛りでも値段は変わらないが、キャベツの山の「森林限界」に辿り着くまでに遭難しそうだったので普通盛りをお願いしたところ、それでもに登頂するがやっとこさのボリューム。

キャベツは甘味があり、見た目ほど油っこくなく、シャキシャキ感も残っている絶妙な揚げ具合で、うまかっちゃん

食べ終わった頃には続々とお客さんが来られていて、早く席を空けなければ。

中村さん、こりゃしばらく大変そうだ。

 

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この日は自転車で来ていて、MAcKから南へ二つ目の信号を通り過ぎたところで気になる看板が目についた。

名曲喫茶ニーベルング』。

車では何度も通っている道だが、今までまったく気づかなかった。

見た感じ店内は暗そうだし、入り口のカーテンは半分閉まっているし、営業してるの?と覗き込むと奥のカウンターの電気が点いていて、営業しているのがバレると困るかのようにひっそりと座るマスターの姿があった。

MAcKでコーヒーを飲まずに出たのでちょうどいいやとお邪魔した。

これほど「お邪魔する」という言葉がぴったりくるお店はない。

 

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10人ほどで満席の小さなお店で、真空管アンプとスピーカーにはメーカー名が見当たらなかったが、ハンドメイドなのかな?

 

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マスターの許可をいただいて店内の写真を撮っていると、クラシック好きだと思われたのだろう「クラシックはよく聴くの?」と聞かれ、「たまに聴く程度で全然詳しくないですが、これから聴いてみたいとは思っています」とお答えした。

 

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するとマスターが「最初は何から聴けばいいのかわからないと思うけど、やはりバッハからがいいかな?」と言いながら、レコードをターンテーブルの上に置かれた。

 

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当然バッハの中でもオススメの曲が掛かるのだろうと思っていると、全然バッハっぽくない。

「これバッハですか?」と尋ねると、

 

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ブラームスって、バッハちゃうんかーい。

 

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「3月4日に牛田智大さんのオールショパンのピアノコンサートに行くんですけど、ショパンについてまったく知らないので、本を読んでいるところです」とお話しすると、しばらくして「これ、コンサートの最初に弾く曲」と言って『英雄ポロネーズ』が流れてきた。

 

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どうやらネットでコンサートのプログラムを調べていただいたようだ。

弾いてるのは有名な方なのだろうがさっぱり知りません。

 

youtu.be

 

Artur Rubinstein を検索してみると、とんでもなく凄いピアニストで、おそらく『英雄ポロネーズ』の中で一番好きな演奏を掛けていただいたのだろう。

ありがとうございました。

またお邪魔させていただきます。

 

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またちょっと漕いでいると今度は『バロック』という喫茶店が目に入ってきた。

もしかしてバッハを聴きながらコーヒーが飲めるかもと店内に入るとFM愛知が流れていてちょっと残念かな。

 

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と思ったらカウンターにはサイフォンが並んでいて、そうでもなさそう。

 

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まっしろな器に深い色のコーヒーが対照をなし、バロックブレンドの名前の通り、苦味と酸味の複雑な味わいは当たりだった。