necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

御菓子処 おがみ  バンテリンドームナゴヤ

 

2022.4.23 御菓子処 おがみ

 

necojazz.hatenablog.com

 

以前ブログで、サカナクションの山口一郎さんが北海道のご出身ながらお父さんの影響で熱狂的なドラゴンズファンであること、小学校の同級生にひとりだけカープファンがいたこと、その彼が春日井市で和菓子屋を営んでいるらしいこと、その和菓子屋に行ってみようと思うこと、などなど書いた。

 

 

 

行ってきました『御菓子処 おがみ』。

以前のブログで書いた店名になっているめずらしい苗字とは『おがみ』で、漢字で書くと子連れ狼の拝一刀の「拝」ではなく「男神」。

ネットで調べたところ、全国に約30人ほどしかおらず、静岡だけの希少な苗字とのことだった。

 

 

お店に入るとご主人の姿がなかったので「男神勝彦さんのお店ですよね?」とお聞きすると、奥さんが電話で私のことを伝えてくださり、店の奥からご主人が出てきてくださった。

間違いなく「おがちゃん」だ。

 

 

お勧めのお菓子をお聞きすると「虎の子渡し」が看板商品とのことで、手土産に「虎の子渡し」「オレンジブッセ」がセットになった「おがみセット」と、自分用に「虎の子渡し」をふたつ購入した。

「どら焼」きならぬ「とら焼き」ということだが、そう言われるとたしかに焼き模様が虎の縞模様に見える。

 

fanblogs.jp

 

あまり耳にしない名前なので一般的なのかな?と「とら焼き」について検索したところ、「腕のいい和菓子職人だからこそできる手法」とあった。

 

 

「麩まんじゅう」に「草餅」に「季節の上生菓子」等々、どれも美味しそう。

「麩まんじゅう」と言えば、この地方では江南市の大口屋が有名だが、見ただけでもちもちしているのがわかる上品な佇まいはそれに負けていないように思える。

「麩まんじゅう」は次回の楽しみにしておこう。

 

 

こどもの日が近いこともあり、優秀賞の盾と並んでミニ鯉のぼりが飾られていた。

一応確認のために「おがちゃん、広島カープのファンだったよね」と聞くと「それはおやじ」との返答。

えっ、記憶違いしてた?

お父さんは静岡県のご出身ながら、お気に入りの選手がいたため広島ファンになったそうだが、その影響は受けなかったみたいである。

でも、和菓子職人だったお父さんの心と技は受け継いでいる。

 


とあるお店に手土産を渡し、他のお店で自分用に買っていたのを渡してしまったため、「虎の子渡し」の感想を書けないなぁと思っていたら、とあるお店の方が感想をつぶやいていたので拝借させていただいた。

「佳味求心」とは良い言葉だな。

 

 

翌日、車でサカナクションを聴きながらバンテリンドームナゴヤに向かい、コロナ禍になってから初のプロ野球観戦。

石川昂弥選手の4打点の活躍で、大逆転勝利。

どらほー!

次回のカードは甲子園でのタイガース戦なので「どら焼き vs とら焼き」の対戦となる。