伊藤志宏 ソロピアノコンサート『solitude standing2』
日時 2023年1月28日 (土)
開場 16時30分 開演 17時
会場 カワイ名古屋2F コンサートサロン『ブーレ』
名古屋市中区錦 3-1-15 CTV錦ビル
料金 予約 3000円 当日 3500円 学生 1000円 (予約当日共)
予約 TEL 052-962-3939 (カワイ名古屋)
mail necojazz719@gmail.com
お問い合わせはメールにてお願い致します。
2020年1月26日に開催された 伊藤志宏 ソロピアノコンサート『solitude standing』。
コンサート終了後に「デュオでもトリオでもなんでもやるから、またここでソロをやりたい」と、志宏さんからのリクエストをいただいた。
「こんないいピアノでしょっちゅうやるのはもったいないので来年でいいから」ということで、年に1回の恒例コンサートにしようという話になったが、新型コロナウイルスの影響で2021年と2022年は開催できず、3年振りに開催させていただく運びとなった。
ジャズのライブでは滅多にお目にかかれない河合楽器製作所の最高峰『SK-EX』。
2021年にポーランドで開催された『第18回ショパン国際ピアノコンクール』など、名だたる国際コンクールで使用されているフルコンサートピアノ。
数千人が入る大ホールで弾かれるのが通常であるが、最大収容者数99名 (現在はコロナ禍により定員70名) のサロンにおいて、志宏さんの演奏で聴けるのは贅沢の極み。
2001年の発売以来、販売先を一部のコンサートホールや音楽大学などに限定していたいため河合楽器のサイトにも掲載されていなかったが『Shigeru Kawaiグランドピアノ』の生みの親である前会長の故・河合滋氏の生誕100周年の節目となる2022年7月28日に日本国内での販売を行うことを発表され、10月1日から一般でも購入できるようになった。
価格は2310万円なので、興味のある方はぜひご検討を。
因みにショパンコンクールのテレビ番組で牛田智さんがご自宅で『Shigeru Kawai 』のネームが入ったピアノを弾かれていた。
昨年の末に『 pudding隊』『Pasqua』『梟座』などのライブに足を運んで、どのユニットも魅力的で素晴らしいライブだったが、久々にソロも聴きたいなーという方は是非。
そして今回のソロコンサートは <水無月陰陽 「陰」 リリースツアー> の一環でもあり、このブログを< 水無月陰陽 「陽」> を聴きながら書いている。
即興 ~ over the rainbow の流れは、即興のあとのアンコールで over the rainbow を弾いたキースジャレットの1995年イタリア・ミラノ・スカラ座でのライブ録音『La Scala』を意識されたのかも知れない。
一瞬の澱みもない清流のような美しい旋律を鍵盤に蝶がとまるような繊細なタッチで即興表現できるのはキースの他は誰もいないと確信していた。
志宏さんを聴くまでは。
まさに神業である。
即興演奏のようなドローイング。
受付でナガカワ暢さんにデザインしていただいたチケットをお渡します。
前回は大学生は2000円で高校生は1000円としたが、今回は学生さんなら一律1000円。
このところ有名アーティストのチケット代が高くなったと感じているのは私だけでないだろう。
1月4日の中日新聞に掲載されていたチケット情報では、某日本人アーティストが全席指定8800円や9300円とかで、3歳以上はチケット必要 (3歳未満は入場不可) って、まじか?と思った。
その中で BEGIN の、一般 (26歳以上) 8000円、高校生以上~25歳以下4000円、小中学生2000円、(小学生・未就学児童のみでの入場は不可) という設定には好感が持て、これなら学生さんや若い方でも行き易いだろうし、未就学児童は保護者1名につき膝上観覧1名まで無料とのことで小さいお子さんも連れて行ける。
サロンコンサートなのでライブハウスと違ってドリンク代は不要で、会場は飲食不可だが自販機などで買ったドリンクをロービーで飲むのはOK。
コンサートは19時過ぎには終了するので、学生さんは1000円と交通費を握りしめて来ていただければと思う。
前回は東京や福岡など、遠方からもたくさんの方が来ていただき大感激したが、今回は土曜日でもあるし、3年前はまだ工事中で塀に囲われていたカワイ名古屋の目の前にある中部電力 MIRAI TOWER (旧テレビ塔)を中心とした久屋大通公園もリニューアルオープンしており、観光も兼ねて来ていただけたら嬉しい限りである。
関東や関西なら余裕で日帰りできる終演時間だが「シャチ泊」もあるでよー。
ということで、よろしくお願い致します。