necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

三枝伸太郎&小田朋美Duo Again

 

2025.12.28  um-lugar de musica

三枝伸太郎&小田朋美Duo Again

 

 

Again とあるのは8月18日にも開催されたからで、小田さんのXでライブの告知を見たときには既に SOLD OUT になっていて、同じ日の夜に追加公演が開催されることになった。

申し込み開始の日時をメモってオンタイムでサイトにアクセスするもなかなか繋がらず、ようやく繋がったときには SOLD OUT になっていた人気のライブ。

そして今回は運良く早いタイミングで小田さんのXで知って即購入したが、もちろん直ぐに SOLD OUT となった。

 


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2018年にリリースされたアルバム『わたしが一番きれいだったとき When I was young and so beautiful』。

日本の近現代詩を代表する萩原朔太郎さん、茨木のり子さん、谷川俊太郎さんらの詩に曲を付け、言葉を丁寧に聴き手へ届けるための演奏と歌唱。

 

 

neccojazz's diary の neco は萩原朔太郎さんの『靑猫』からいただいていて、谷川俊太郎さんはドキュメンタリー映画『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』の舞台挨拶に来られた際に少しお話をさせて頂いたし、茨木のり子さんは何度も訪れている愛知県西尾市で少女時代を過ごしておられ、何方の詩も好きでそれぞれに愛着があり、メロディが言葉を引き立て、憂いを帯びた歌声に引き込まれる。

『わたしが一番きれいだったとき』は戦時下に西尾で体験されたことがベースになっていて、2026年は茨木のり子さんの生誕100年であることから、ぜひ西尾でのライブもお願いしたい。

アルバムには収録されていない『波の音』も奥深い詩で印象的だったし、西尾にはインテルサットという良いハコもあるので。

 


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現在ご活躍されている詩人の作品もあって、三角みづ紀さんの『北へ』は小田さんのソロアルバム『グッバイブルー』にも収録されているナンバー。

胸に迫る感情と情景にまざまざとイメージが喚起され、倒れ込みそうになりながらも懸命に立っている歌声とそれを支えるような伴奏。

長久允さんの『宇宙食について』は研ぎ澄まされた感性が刺さる詩だが、本職は詩人ではなく映画監督だそうで、この春公開予定の『炎上』も楽しみである。

 


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このDuoのルーツである三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza のライブが 1月17日 (土) に池尻:GOOD TEMPO  -MUSIC, BAR & PLANTS- で開催されるのでお近くの方はぜひ。

 

 

そのバンドのメンバーであるベーシストの西嶋徹さんが客席で聴かれていて、私の中で西嶋さんがいるバンドは絶対に間違いなしという理論があって、ちょうど前日にある方から西嶋さんについて聞かれたところだったことを西嶋さんにお伝えして、ご挨拶させていただいた。

 

シネマリス『ジュンについて』『本を綴る』

2025.12.28 シネマリス

『ジュンについて』

撮影・編集・監督:田野隆太郎

 

 

全国ミニシアター巡り9館目(愛知県を除く)。

12月19日に神保町にオープンしたばかりのシネマリス。

「小さくても 善いものを」というコンセプトで、小さくて誰からも愛されるリスをイメージしたロゴマークも可愛いが、RではなくLなのでMALICE とダブルミー二ングになっていて、可愛いだけじゃないよ、ということだろう。

 

 

ビルの地下1階、螺旋階段を降りるとスタイリッシュな都会のシェルター。

上映前にシネマリスが完成するまでの様子が映し出され「逃げ場所になる」というメッセージがあった。

 

 

都心のミニシアターが次々と閉館する中で、神保町の駅近でのオープンということでかなり驚いた。

ドリンクと一緒にロゴマーク入りのクッキーも販売していて美味しく食べて応援もできる。

 

 

シネマリスの特徴のひとつが年会費22,000円(税込)で約50本の対象作品が見放題となるサブスク制。

ロードショー作品は含まれず、準新作と旧作が対象になるのだが、『瞳をとじて』『ミツバチのささやき』『枯れ葉』『ロボットドリームス』など、充実したラインナップで、もう一度観たい作品や見逃していた作品はもちろんだが、知らない作品や普段観ないような作品でもサブスクだから観ようということで新たな出会いも生まれるだろう。

サブスク対象外の作品も会員割引価格で鑑賞できて、こんなミニシアターが近くにも欲しい。

 


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『ジュンについて』は、編集、経理、発送など、すべての作業をひとりでこなしているひとり出版社『夏葉者』を営む島田潤一郎さんの2021年9月から2023年5月までを撮ったドキュメンタリー。

作家を目指すも道半ばで挫折し、就職しても思うようにならず、生きづらさを感じる中で仲の良かった従兄の死に直面し、逃げ場のないような状況で一編の詩に救われる。

その詩を従兄の両親にも届けたいと思って立ち上げた出版社。

 

 

小さな映画館と小さな出版社、本の街である神保町でオープニング上映するにはうってつけの作品である。

映画の中では広島県の山間部にある『ウィー東条店』が紹介されていて、そこは本だけでなく近隣住民の要望に応えて様々な商品やサービスを提供して相談にも乗り人々の居場所であり、不登校になった若者を積極的に雇っていて彼らの逃げ場所にもなっている。

その本屋を舞台にした『本屋で待つ』も出版されていて、アマゾンでも購入できるが夏葉社の本が置いてある小さな本屋に立ち寄って購入したい。

ミニシアター巡りに併せて本屋巡りをするのも楽しそうである。

 

 

少し前にシネマスコーレで観賞した篠原哲雄監督『本を綴る』では矢柴俊博さん演じる小説が書けなくなった作家が全国の本屋や図書館を巡り書評やコラムを執筆する中で再生する姿が描かれていて、本屋巡りもいいなと思っていたところである。

 

 

お世辞にも営業が上手いとは言えない島田さんが本を売り込む際に何度も「地味な作品です」と言うのが可笑しく、落ち着きのある良い作品という褒め言葉なのだろう。

この映画もすごく地味です。

エヴァ・ゲヴォルギヤン ピアノ・リサイタル

 

2025.12.21 豊田市コンサートホール

エヴァ・ゲヴォルギヤン ピアノ・リサイタル

 

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第18回ショパン国際ピアノコンクールの舞台裏を撮ったドキュメンタリー『ピアノフォルテ』の中で一番心に残ったピアニスト、エヴァ・ゲヴォルギヤン。

苦悩と美しさそして内なる情熱が交錯し、涙をこらえながら笑顔を見せる姿が印象的であった。 

惜しくも入賞は逃したもののファイナリストとなった聴く者を魅了する圧巻の演奏は最年少の17歳とは思えないほど堂々としていた。

 

 

今年開催された第19回ショパン国際ピアノコンクールにはエントリーされなかったが、コンクールに出場する意義が名を馳せるためだとするならば、すでに50を超える国際コンクールでの入賞や優勝歴を持ち、最年少ファイナリストとして世界的に認知された早熟の天才にとって勝つための演奏はもう意味を持たないのだろう。

 

 

プログラムは

F.ショパン24の前奏曲 Op.28全曲

休憩をはさんで

S.ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.33より

F.リスト:巡礼の年 第2年〈イタリア〉S.161より

 

 

囁きから慟哭までピアノフォルテの表現が素晴らしく、感情を音に込めて届けるような演奏は詩人が語るように胸に染み入り、鳴り止まぬ万雷の拍手にアンコールは4曲となった。

ショパンコンクールで順位を決めるのは審査員だが、それよりも自分の中での一番を決めるのに意義があるし楽しい。

ちなみに第19回ショパンコンクールで一番心に残ったのは2次予選まで進出された中川優芽花さん。

 


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アンコールの1曲目に披露されたリストのラ・カンパネラ。

超絶技巧と詩的な美しさを兼ね備えた名曲であり、曲の魅力が余すことなく伝わってくる素晴らしい演奏。

何度も利用させていただいているコンサートサロンブーレで SHIGERU KAWAI-EX の素晴らしさは十分承知しているが、その特徴の一つである高音域の透明感のある明瞭な響きは鐘の音を模した連続する高音を表現するには申し分のない組み合わせのように思える。

 

 

第18回ショパン国際ピアノ・コンクールの第1次予選から決勝までのエヴァの演奏が収録された2枚組のアルバム。

 

 

エヴァはロシア系アルメニア人で、マイフェイバリットピアニストのティグラン・ハマシアンもアルメニア人であり、19歳でセロニアス・モンク・ジャズピアノ・コンペティションのグランプリを受賞した早熟の鬼才である。

一般的なアルメニア人はティグランのように黒髪に黒い瞳だが、ブロンドの髪にブルーの瞳はロシア人である母親の血を受け継いでいる。

サイン会ではしっかりと目線を合わせていただいて澄んだ瞳に吸い込まれそうになり、笑顔にも心がときめいた。

土間シネマ『夜のまにまに』『アット・ザ・ベンチ』

 

2025.12.19 土間シネマ ドマデミー賞特集!

『夜のまにまに』『アット・ザ・ベンチ』

 

 

全国ミニシアター巡り8館目(愛知県を除く)。

昨年の10月に大阪市蒲生四丁目にオープンして、行きたいと思いながら行けていなかった土間シネマ。

住宅街の中にひっそりと佇むご自宅をリノベーションされて作られたたぶん日本で一番小さな映画館。

 

https://www.instagram.com/reel/DSHwvJKiaX9/?utm_source=ig_web_copy_link

 

ドマデミー賞とは、2024年10月9日〜2025年9月20日の対象期間に土間シネマで上映された49作品の中から「見逃した作品」「もう一度見たい作品」に投票して、選ばれた4作品を12月に再上映するというイベント。

劇場に着くとちょうどオーナーの吉田さんが外で準備をされていて、インスタなどでお顔をよく拝見していたので有名人に会った気分。

小さい映画館だからこそのアットホームな発信を見れば映画好きは誰しも行きたくなる。

 

 

お洒落な上映スペースにはいろいろな椅子やテーブルが置かれていて10名で満席となるミニマムシアター。

予約状況を見ると満席の日もあって、スペースに余裕があるのに定員を増やさないのは間隔をあけてゆったりと観ていただきたいという配慮だろう。

2本とも右側にある黒いラウンジチェアで鑑賞したが、まったくストレスがなく快適で映画の世界にどっぷりと浸かれた。

真ん中のソファーは低反発のクッションが体圧を均等に分散する抜群の座り心地で、どれだけでも座っていられそう。

イオンシネマワンダーで追加料金1000円払ってハイグレードシートで鑑賞したことがあるが、それよりも断然上質。

 

 

上映スペースと同じように上映の合間も間隔をあけていて、上映後にいただけるお茶をすすりながら感想を語り合える時間が設けられている。

𠮷田さんが「いろいろな出会いがあるのが楽しい」と仰るとおりこの日も良い出会いがあって、諸事情により名前は出せないが私もブログ記事にした映画に出演されている女優さんや、『夜のまにまに』のエンディング曲を歌っている奇妙礼太郎さんのファンで熊本から来られた女性など、楽しく話させていただいた。

 

 

ポップもアットホームで、こんなミニシアターが近くにあれば毎週でも通いたいし、それは映画を観るだけでなく行き詰まったり悩んだりしたときにふらっと寄りたくなる空間だからである。

こんな素敵な場所を作れば「人間国宝」に認定されるはずである。

 

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『夜のまにまに』は5まにまに目の鑑賞。

土間シネマから直ぐのところにロケ地があり、まさに地元ということで、エンディングのあとにドマデミー賞だけのサプライズがあったのでぜひ劇場でご鑑賞を。

 


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奥山由之監督『アット・ザ・ベンチ』は見逃がしていた作品で、ひとつのベンチを舞台にしたミニマムな5編の会話劇から成るオムニバス作品。

ベンチというモチーフからそれぞれの脚本家がさまざまなストーリーを紡ぎ、会話劇ならではの出演者の演技力も見どころ。

その出演者と脚本家は
【Ep.1 & Ep.5】広瀬すず・仲野太賀 / 脚本:生方美久
【Ep.2】岸井ゆきの岡山天音荒川良々 / 脚本:蓮見翔(ダウ90000)
【Ep.3】今田美桜・森七菜 / 脚本:根本宗子
【Ep.4】草彅剛・吉岡里帆神木隆之介 / 脚本:奥山由之

といった自主制作映画とは思えない豪華なキャストで、俳優もこういった作品に出たいのだろう。

necoデミー賞はEp.2の『まわらない』で、テレビでもお見掛けする蓮見さんの人気の理由がわかるエッジが効いた脚本だった。

 

 

宝塚シネ・ピピアで観てもう一回観たかったという年輩の男性と真ん中のソファーに座って話させていただいたところ豊中市でカフェをされているそうでお店の名刺をいただいた。

「ブログをやっているので名刺を載せても大丈夫ですか?」とお聞きすると「週3日の営業で6人で満席のカウンターだけの小さなお店ですよ」と言われたので、ミニマムなお店に興味を惹かれ「寄らさせていただきます」と約束をした。

大阪へ行く機会が増えそうだ。

Ryuichi Sakamoto Diaries

 

2025.11.28  12.14 伏見ミリオン座

Ryuichi Sakamoto Diaries    大森健生監督

 


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2023年3月28日に71歳で逝去された坂本龍一さんの最期の3年半を自筆の日記に加えて、貴重なプライベート映像と数々のアーカイブで綴ったドキュメンタリー。

 


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映画の冒頭の語りは坂本さんが音楽を手掛けられたベルナルド・ベルトルッチ監督作品『シェルタリング・スカイ』で使われた言葉からの一節。

あと何回満月を眺めるか

せいぜい20回

だが人は無限の機会があるかと思う

何枚も撮られた満月の写真が儚げだった。

 


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映画の原作者のポール・ボウルズは作品の完成後10年も経たずにこの世を去った。

咽頭ガンが発覚してから2017年に発表したアルバム『async』に収録されている『fullmoon』はボウルズの一節をサンプリングし、同じ文章をさまざまな言語に翻訳して、それぞれのネイティブのアーティストに読み上げてもらっている。

一番最後にイタリア語で朗読しているのはベルトルッチ監督で、彼は曲の完成から1年後にはこの世を去っている。

世の中に何か絶対があるとしたならば、人は絶対に死ぬ。

シェルタリング・スカイ』制作の当時坂本さんはは38歳で、ボウルズの言葉を必ずしも自分のこととして捉えていたわけではなかったそうだが、ガンが発覚してから自らのモータリティについて考えざるを得なくなり書かれた曲。

 

 

余命宣告を受けてからは治療よりも音楽活動を優先され、医師のスケジュール通りに治療していればもう少し長く生きられたかも知れないが、それよりも自分が成すべきことが明確に見えていたのだろう。

指に痛みや痺れがあり心身ともにボロボロの状態で弾かれた Opusでの『シェルタリング・スカイ』にこれまでの中で一番心を揺さぶられた。

 

 

日記帳を模したパンフレットには映画で使われた部分の日記も載っていてじっくりと目を通した。

途中から手書きの文字からスマホで入力した文字に変わり、文字を書くことも困難になったことが伺える。

人生に限りがあることは頭ではわかっていても実際に過ぎてみなければ時の経つ速さは実感できない。

坂本さんと同じ辰年のひとまわり下で60歳を過ぎた今、少しは実感できている。

今思うことは健康であるうちからモータリティを意識して生きるべき年齢になったということ。

あたかも一万年も生きるかのようにすべてを先送りしている自戒の念を込めて。

死を意識することで「今どう生きるか」が見えてくる。

『Orbital Resonance』 & 『Tides of Blue』 リリースツアー

 

2025.12.7 CAFE PLAT  

Orbital Resonance』 & 『Tides of Blue』 リリースツアー

栗林すみれ(pf) 藤本一馬(A.gt) 市野元彦(E.gt)

 


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9月にリリースされたすみれさんの最新アルバム『Orbital Resonance』では市野さんがギターを弾かれた。

 

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2月にリリースされた『Tides of Blue』では一馬さんがギターを弾き、東京での発売記念ライブが2回のみでツアーはなかったため、今年リリースされた2枚のアルバムツアーとなった。

 

 

12月の長野ということで雪道に備えて例年よりも早めに冬用タイヤに交換したが道に雪はなくスムーズに到着した。

 

 

オープニングはどちらのアルバムにも収録されている『Road』。

長野で聴く冒頭のピアノの音色が深深と降る雪のようで、二本のギターが白くなった道に滑らかで美しいシュプールを描く情景が浮かび、澄んだ空気に陽光が差し込むようなキラキラとしたアンサンブル。

 


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アンコールはどちらのアルバムにも収録されていない市野さんがこのトリオのために書かれた『First Dance』。                                                                                                                    

音が重なる度に耽美さが増してどこまでも清らかで穢れのない旋律に心が澄み渡っていく。

このトリオでのアルバムもぜひお願いしたい。

 

 

CDデビュー10年となるすみれさんをずっと見守って応援されてきたマスターがすみれさんにプレゼントされた手作りのクリスマストトロ松ぼっくり

一馬さんが信号待ちする度に見惚れたという長野の澄み渡った景色。

神戸、名古屋、長野とツアーをコンプリートされたリスナーが居られたが、それぞれの会場でそれぞれの赴きがあったと思う。

『北浦兄弟』『明日に向かって逃げろ』

 

2025.11.23 シアターカフェ

『北浦兄弟』

舞台挨拶 辻野正樹 監督  主演 中野マサアキさん

同時上映 『明日に向かって逃げろ』

 


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『北浦兄弟』はシネマスコーレで2日間限定上映で気になっていたが見逃していた作品で、『明日に向かって逃げろ』は辻野監督の10年前の作品というレアな組み合わせは見逃がし厳禁。

観れて良かった。

『北浦兄弟』は美術教師を退職して年金暮らしをしている父親にパラサイトしている長男が言い合いから父親を殺してしまい会社をクビになって離婚間近な弟を巻き込んで、『明日に向かって逃げろ』はDVを繰り返す同居の男を殺してしまい自分に好意をもっている気弱な男を巻き込んで、両作品とも犯罪を重ねながら逃げて逃げて逃げまくるブラックコメディ。

どんどん転げ落ちて行き詰まりになる展開はそこまでやるかと予想を上回り、決して同情はできないが逃げ切ってくれと願ってしまう脚本が秀逸。

 

 

舞台挨拶では辻野監督がなぜ北浦にしたのかという質問にいろいろと深い話をされて「そんな意味があるなんて初めて聞いたよ」との中野さんに「聞かないから」と返し、インディーズ映画ならではの少ない予算でのやりくりなど笑いが絶えなかった。

 

 

中野さんが着ていたNIKEのヴィンテージがニート感を醸し出し印象的だったのでお聞きしたところ、自前の衣装で満を持して使ったとのこと。

先日とあるライブで購入したステッカーは3枚で1000円だったが、こちらは500円で10枚もあってさらに入場者特典でもう1枚いただいた。

こちらもやり過ぎ。