necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

チョコレートな人々

 

2023.1.21 名古屋シテマテーク 『チョコレートな人々』

 

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『人生フルーツ』『さよならテレビ』『死刑弁護人』など、数々の名作を世に出してきた東海テレビドキュメンタリー劇場の第14弾。

2021年日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリを受賞した番組に追加撮影と再編集を施して映画版として完成させた作品で、甘いだけでなくちょっとビターな味もする。

心や体に障がいのある人、シングルペアレント不登校経験者、セクシャルマイノリティなど、多様な人たちが働きやすく、しっかり稼ぐことができる職場をつくることの喜びと難しさを綴った奮闘記。

「温めれば  何度でも  やり直せる」

 

 

久遠チョコレートが好きな知り合いへのお見舞いに寄ってから映画館に向かった。

成分表には書かれてないが、人を元気にしてくれる成分も入っているのだ。

これより下の写真は2019年の3月に撮ったもので、久遠チョコレートを知ってからはホワイトデーのお返しはここで購入することにしている。

 

 

2017年に名古屋藤巻店がオープンした際にメディアでも取り上げられたことにより知ったのだが、様々なハンディがある方をを積極的に雇用していて、しかも障がい者最低賃金を上回る給料を支払うことを目的にしているということで、最初は応援の気持ちで寄らさせていただいた。

でも2回目からはその美味しさにも魅了されて足を運んでいる。

 

 

藤巻店では若干のハンディをお持ちになられた方々が中心となって切り盛りされていて、ゆったりとした時間が感じられるのも心地よい。

テキパキとした応対を求められる方は星が丘テラス店などに寄っていただけたらと思う。

 

 

店内のイートインスペースもゆったりとしていて、カーペット席があったり、テーブル席の椅子にはクッションも置いてある心配りも。

 

 

カウンター席にはコンセントもあり、無料Wi-Fiも利用できるので、チョコレートドリンクを飲みながらお仕事をされている方も見受けられる。

「一日ゆっくりしてもらっても大丈夫ですよ」とのお声掛けもうれしい。

 

 

会計の際の「また来てね」との言葉に「はい」と答える接客は、なかなかない。

 

nicfoa.wixsite.com

 

座席に座って上映をまっていると「羽田さん?」と呼ぶ声がして、そちらに目を向けると、以前に『なごや国際オーガニック映画祭』で一緒に実行委員をしていた内山(さっちん)さんだった。

私は第2回にしか携わっていないが、さっちんさんはずっと実行委員を続けられており、2年に1回開催されていて今年が第7回ということはもう10年も前になるのか。

コロナ禍によって映画祭の規模はかなり縮小されたが、実行委員の大変さを知っているだけにずっと続けられていることに頭が下がる。

 

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その10年前に映画祭の関連イベントで上映した『バレンタイン一揆』。

児童労働問題を取り上げていて、バレンタインに向けて有名パティシエの作るチョコレートだけでなく、いろいろな選択肢を考えてみては、と思う。

 

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伊藤志宏さんのソロピアノコンサートが次の土曜に差し迫ってきた。

まだお席に余裕がありますので、ご予約お待ちしております。

その会場である河合楽器のコンサートサロン『ブーレ』でお世話になっていた担当者の方が昨年末に派遣期間満了ということで辞められてしまった。

急なお話で残念に思いますが、伏見さんいろいろとご配慮いただきありがとうございました。

最終勤務日の前日に久遠チョコレートをお渡しできて良かったです。

そう言えば、久遠チョコレート代表の夏目さんと志宏さんは髪型とか雰囲気が似ている気がするし、久遠という言葉は志宏さんの曲にありそうな響きに感じる。

志宏さんに写真にある「至高のアイス」をぜひ食べていただきたい。

至高の美味しさです。

 

映画コンパ!略して映コン!(シネコンじゃないよ) 2022年マイベスト10映画を語ろう編

 

2023.1.15 シアターカフェ

『映画コンパ!略して映コン!(シネコンじゃないよ) 2022年マイベスト10映画を語ろう編』

シアターカフェ 江尻真奈美の2022年マイベスト10  
ユンヒへ  愛なのに  ハケンアニメ!  MONDAYS  PARALLEL  ケイコ  目を澄ませて  そばかす  PLAN75  ブレットトレイン  RRR

 

2022年マイベスト10  nagotakeさま    

ハケンアニメ!  ②ケイコ 目を澄ませて  ③MONDAYS  ④アザー・ミュージック  ゴーストバスターズ アフターライフ  ⑥ちょっと思い出しただけ  ⑦夫とちょっと離れて島暮らし  ⑧THE FIRST SLAM DUNK  ⑨フレンチ・ディスパッチ  ⑩I AM JAM ピザの惑星危機一髪!  天然コケッコー

 

2022年マイベスト10  羽田さま    

1.ケイコ目を澄ませて  2.トップガンマーヴェリック  3.コーダあいのうた  4.LOVE LIFE  5.神は見返りを求める  6.MONDAYS  7.さがす  8.私だけ聴こえる  9.誰かの花  10.虹が落ちる前に

 

2022年マイベスト10  チョップトップさま    

☆WANDA  冬の旅  ノベンバー  この日々が凪いたら  三姉妹  わたしは最悪  女神の継承  ブレットトレイン  こちらあみ子  無垢の祈り  ニューオーダー

 

2022年マイベスト10  mita2さま 

①息子(1991年 監督山田洋次)  ②(ハル)(1996年 監督森田芳光)  ③The first SLAM DUNK  ④メタモルフォーゼの縁側  ⑤カラフル(2010年 監督原恵一)  ⑥麻希のいる世界  ドラゴンボール超スーパーヒーロー  ⑧武士道残酷物語(1963年 監督今井正)  ウィッカーマン(1973年 監督ロビン・ハーディ)  青春の構図(1976年 監督広瀬襄(じょう)

 

2022年マイベスト10  坂本さま

きみは愛せ  よだかの片想い  月の満ち欠け  流浪の月  ケイコ  目を澄ませて  沈黙のパレード  そばかす  辻占恋慕  窓辺にて  猫は逃げた・愛なのに

 

以上、参加者のマイベスト10 

2022年に映画館で鑑賞した作品という括りなので、過去に上映された作品も含まれ、トークにはそれぞれの拘りも感じられた。

 

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私(羽田)は以前にも書いたように『ケイコ   目を澄ませて』をはやり1位に選ばさせていただいた。

絶賛上映中ということで、まだ鑑賞されていない方に「ぜひご覧ください」と熱弁をふるう予定だったが、出席者全員が鑑賞済みということでうれしい誤算もあった。

 

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ろう者が主演や主要キャストとなった映画を4作品選んだが、その中でコーダ(聞こえない聞こえにくい親を持つ聞こえる子ども)の葛藤を撮ったドキュメンタリー『私だけ聴こえる』は『コーダあいのうた』とリンクする部分が多く、両作品を鑑賞することによってそれぞれの作品に対する理解が深まり、上映時期が近かったのは偶然だと思うがラッキーだった。

 

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底辺ユーチューバーのゆりちゃんは見返りを求めずに手伝ってくれる田母神を「神」と呼ぶが、おっさんからすればしがない中年を慕ってくれるゆりちゃんの方が「神」で、田母神は夢のような充実したひと時を過ごせただけで十分だったのではないかと思う。

それ以上に、ケイコとゆりちゃんの両極端とも言えるふたりを、見事にその人物になりきった岸井ゆきのさんの演技力こそ神レベル。

 

 

『さがす』は主演の佐藤二朗さん.....ではなく、ダイノジ大谷さんのトーク付きイベントで鑑賞した。

監督でも出演者でもないのに質疑応答は妙に説得力があり、上映前と上映後の拍手には映画へのリスペクトが感じられ、笑いを誘う場面では声を出して笑われるのでつられて笑ってしまった。

普段とは違う映画鑑賞ができ、また参加したいと思う。

サイン会の丁寧な対応もありがとうございました。

 

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いまおかしんじ監督特集2022』が、1月21日(土) よりシアターカフェで上映される。

『あいたくて あいたくて あいたくて』は、オーナーの江尻さんも是非観ていただきたいと大絶賛されていて、他の作品も面白そうだし、伺う予定にしている。

 

 

1月6日に『ケイコ  目を澄ませて』第3ラウンド。

 

 

シアターカフェを出て『ケイコ  目を澄ませて』の第4ラウンドへ。

出演者に名前はあったが、何処で出ていたのだろう?と、毎回鑑賞後に気になっていた木村知貴さん。

でも鑑賞中はまったく頭に無く、スクリーンに集中していると「あっいた!」と、思わず心の中で叫んだ。

一瞬の出演なのでまばたき厳禁。

 

 

ケイコの試合を見とどけた(聞きとどけた)あと、三浦友和さん演じるボクシングジムの会長が「よし!」と自分自身に気合を入れるのだが、昨年最初に鑑賞して映画館を出た際に私も「よし!」と気合を入れ、何か自分自身に挑戦したいという気持ちになった。

ちょっと無理をしないと達成できないことにしようと、毎月1000km、1年で12000kmを目標に自転車で走ることにした。

1月15日の移動距離は21.7kmで、この日までの積算距離は505kmとなり、引き続きブログで現状を書いていきたいと思う。

まずは1年後の目標達成を目指して、クリアできればその続きも考えている。

ケイコがトレーニングしていた荒川の土手もいつか走ってみたい。

おーたけ@じぇーむず 岐阜Honky-Tonk Live

 

2023.1.9   岐阜Honky-Tonk

おーたけ@じぇーむず(vo,gt)

 

 

お店のSNSでも告知されている通り、今年の4月をもって岐阜市柳ケ瀬の現店舗を閉店されて北名古屋市の新たな店舗に引っ越しをされることになった Honky-Tonk。

また、第2子のご出産に伴って2月から3月にかけてランチメニューをお休みされるそうである。

1月→これまで通り通常営業
2月→ランチメニューはお休みでカフェ営業
3月→下旬よりランチメニュー再開予定
4月→中旬に移転に伴い現店舗は閉店
移転先は6月オープン予定
 
 

 
現店舗を閉店されるまでライブの予定は今のところないそうなので、この日が現店舗でのラストライブになったかも知れず、新店舗でもライブを開催されたいそうだが周囲の環境などによりどうなるのか未定とのことである。
 
現店舗でのライブはお馴染みの樽木栄一郎さんの他にも椎名純平さんや佐藤奈々子清水ひろたかさんのDUOなど、中本マスター拘りのライブに足を運ばさせていただいた。
 
 

私も5年前に中村佳穂withスティーヴエトウ&HolySmokyの駄々打ライブを開催させていただき、佳穂さんの打楽器の如く叩きまくるキーボードプレーに加え、佳穂さん以外はすべて打楽器というレアな企画で岐阜での初ライブだったが、マスターから告知していただいたおかげで大盛況となった。

この日も、初めての土地で対バンなしのワンマンという無謀な企画に集客を心配していたが、マスターからの呼びかけによって予想以上の方に来ていただき感謝である。

中本マスター、ありがとうございました。

 

 

初めての土地でのワンマンでギターの弾き語りとなれば、間が持たずしらけてしまう恐れがあるが、おーたけさんに限ってはそんな心配など無用。

知らない土地で自分のことを知らない人達を前にしても動じるどころか一発かましてやろうくらいの勢い。

お客様の様子を見ていても誰しも集中力を欠かすことなく食い入るように聴かれていて、佳穂さんの時もPAをお願いした富田さんからも「毎回こんなクオリティーの高いライブしているの?凄いですね」と、うれしいお言葉。

その高いクオリティーも空間にマッチしたセッティングをしていただいた富田さんあってこそ。

ありがとうございました。

 

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途中、指の皮が剥けてしまうアクシデントに見舞われても、その次の曲『新しくなる』ではもっとも強く掻き鳴らして激しくパンクし、アンコールの『高円寺、純情』では「来週閉店してしまう高円寺ウーハに捧げます」と、高円寺まで届けとばかりの熱唱に店内の空気は膨張して、はち切れんばかりだった。

「心配ないさと嘘をついてみた きっともう会えない仕方ないことさ」

 

 

内装や雰囲気も大好きだったので4月で現店舗が閉店してしまうのは寂しいが、中本マスターがどんな新店舗を作られるのか、会えるのが楽しみである。

伊藤志宏 ソロピアノコンサート『solitude standing2』

 

伊藤志宏ロピアノコンサート『solitude standing2』

日時  2023年1月28日 (土)

    開場 16時30分  開演 17時

会場  カワイ名古屋2F コンサートサロン『ブーレ』

    名古屋市中区錦 3-1-15 CTV錦ビル

料金  予約 3000円  当日 3500円  学生 1000円 (予約当日共)

予約  TEL   052-962-3939 (カワイ名古屋) 

               mail   necojazz719@gmail.com 

               お問い合わせはメールにてお願い致します。

 

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2020年1月26日に開催された 伊藤志宏ロピアノコンサート『solitude standing』。

コンサート終了後に「デュオでもトリオでもなんでもやるから、またここでソロをやりたい」と、志宏さんからのリクエストをいただいた。

「こんないいピアノでしょっちゅうやるのはもったいないので来年でいいから」ということで、年に1回の恒例コンサートにしようという話になったが、新型コロナウイルスの影響で2021年と2022年は開催できず、3年振りに開催させていただく運びとなった。

 

www.kawai.jp

 

ジャズのライブでは滅多にお目にかかれない河合楽器製作所の最高峰『SK-EX』。

2021年にポーランドで開催された『第18回ショパン国際ピアノコンクール』など、名だたる国際コンクールで使用されているフルコンサートピアノ。

数千人が入る大ホールで弾かれるのが通常であるが、最大収容者数99名 (現在はコロナ禍により定員70名) のサロンにおいて、志宏さんの演奏で聴けるのは贅沢の極み。

2001年の発売以来、販売先を一部のコンサートホールや音楽大学などに限定していたいため河合楽器のサイトにも掲載されていなかったが『Shigeru Kawaiグランドピアノ』の生みの親である前会長の故・河合滋氏の生誕100周年の節目となる2022年7月28日に日本国内での販売を行うことを発表され、10月1日から一般でも購入できるようになった。

価格は2310万円なので、興味のある方はぜひご検討を。

因みにショパンコンクールのテレビ番組で牛田智さんがご自宅で『Shigeru Kawai 』のネームが入ったピアノを弾かれていた。

 

 

昨年の末に『 pudding隊』『Pasqua』『梟座』などのライブに足を運んで、どのユニットも魅力的で素晴らしいライブだったが、久々にソロも聴きたいなーという方は是非。

 

 

そして今回のソロコンサートは <水無月陰陽 「陰」 リリースツアー> の一環でもあり、このブログを< 水無月陰陽 「陽」> を聴きながら書いている。

即興 ~ over the rainbow の流れは、即興のあとのアンコールで over the rainbow を弾いたキースジャレットの1995年イタリア・ミラノ・スカラ座でのライブ録音『La Scala』を意識されたのかも知れない。

一瞬の澱みもない清流のような美しい旋律を鍵盤に蝶がとまるような繊細なタッチで即興表現できるのはキースの他は誰もいないと確信していた。

志宏さんを聴くまでは。

まさに神業である。

 

 

即興演奏のようなドローイング。

受付でナガカワ暢さんにデザインしていただいたチケットをお渡します。

前回は大学生は2000円で高校生は1000円としたが、今回は学生さんなら一律1000円。

このところ有名アーティストのチケット代が高くなったと感じているのは私だけでないだろう。

1月4日の中日新聞に掲載されていたチケット情報では、某日本人アーティストが全席指定8800円や9300円とかで、3歳以上はチケット必要 (3歳未満は入場不可) って、まじか?と思った。

その中で BEGIN の、一般 (26歳以上) 8000円、高校生以上~25歳以下4000円、小中学生2000円、(小学生・未就学児童のみでの入場は不可) という設定には好感が持て、これなら学生さんや若い方でも行き易いだろうし、未就学児童は保護者1名につき膝上観覧1名まで無料とのことで小さいお子さんも連れて行ける。

 

 

サロンコンサートなのでライブハウスと違ってドリンク代は不要で、会場は飲食不可だが自販機などで買ったドリンクをロービーで飲むのはOK。

コンサートは19時過ぎには終了するので、学生さんは1000円と交通費を握りしめて来ていただければと思う。

 

 

前回は東京や福岡など、遠方からもたくさんの方が来ていただき大感激したが、今回は土曜日でもあるし、3年前はまだ工事中で塀に囲われていたカワイ名古屋の目の前にある中部電力 MIRAI TOWER (旧テレビ塔)を中心とした久屋大通公園もリニューアルオープンしており、観光も兼ねて来ていただけたら嬉しい限りである。

 

airstair.jp

 

関東や関西なら余裕で日帰りできる終演時間だが「シャチ泊」もあるでよー。

ということで、よろしくお願い致します。

ケイコ 目を澄ませて

 

2022.12.28 センチュリーシネマ 

三宅唱監督 『ケイコ 目を澄ませて』

 

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毎年楽しみにしている白壁シアターカフェでの恒例イベント『映画コンパ!略して映コン!(シネコンじゃないよ) 2022年マイベスト10映画を語ろう編』の日程が2023年1月15日 (日) に決まり、今回も参加したいと思うので、オーナーの江尻さんよろしくです。

マイベスト10となっているが10本揃わなくてもOKで、何か面白い作品はないかと話しを聞きに来るだけでも大丈夫。

気軽に参加していただければと思う。

 

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2022年も良い作品にたくさん出会えたが、間違いなくこれが1位と言える決定打が思い浮かばずどれにしようか迷っていたところ、年末に強烈なパンチを食らった。

 


生まれつき聴覚障害があり、何も聞こえない世界で、いじめにあい、不登校になりながらもプロのリングに上がった女性ボクサー小笠原恵子さんが書かれた『負けないで!』を原案にしたオリジナルストーリーで、静寂でありながら圧倒的な熱量をもった作品。

 

 

複雑なステップを踏んでエルボーブロックをしながら、ジャブ、フック、アッパーとリズミカルにパンチをミットに叩き込み「パン!パン!パン!」と乾いた音がに鳴る。

作り上げられた体とその動きは絵画のようで芸術作品であり、その鍛錬された音はどんな音楽よりも心に響く。

でも、その音はケイコには聞こえない。

 

 

ケイコの練習ノートを模したパンフレット。

「10月24日 (土) はれ ロード10km、ロープ2R、シャドー3R、サンドバック4R、ねらいすぎないように、流れで出していく.....」

逃げ出したくなっても、毎日の小さな積み重ねがやがて自信に繋がっていく。

「殺す気でやらないと負ける」とも書かれていて、それは対戦相手も同じで、耳が聞こえないハンディなど関係なく死に物狂いでかかってくる。

リングの上では健常者も障害者もない。

挑戦する心を持ったファイターがいるだけ。

「どうせ人はひとりでしょ?」と手話で話すが、拳を交えた者同士だからこそ分かり合えることがあるのだろう。

対戦相手のドラマも想像してしまう。

 

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コメントを寄せている𠮷田恵輔監督の『BLUE/ブルー』は、ランキング下位の者が立つ青コーナーの青春を描いいて、ボクシングを題材とした映画の最高傑作なのだが、それと双璧の大傑作。

 

 

パンフレットの売り切れは満足度の高い作品のバロメーターである。

(再入荷したみたいです)

なぜ私がパンフレットを持っているのかと言うと、公開して直ぐに観ていて、この日が第2ラウンドだから。

あと何回かは下手なステップを踏みながら足を運ぶことになるだろう。

『THE FIRST SLAM DUNK』『Grape Park Court』

 

『THE FIRST SLAM DUNK』を鑑賞して、久しぶりに豊川市の『Grape Park Court』へ。

 

grapeparkcourt.com

 

バスケットコートとボールは料金なしで誰でも自由に使えて、併設したカフェでお茶をしなくても大丈夫。

ただし、カフェのスタッフに一言声を掛けてから使わせていただくのがルール。

 

 

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は原作の漫画の焼き増しではい臨場感溢れる激戦に胸が高鳴り、宮城リョータが主役という予想外のフェイントにカットインされ見事にシュートを決めれられた。

安西先生が亡くなったかつての教え子の谷沢に「お前を超える逸材がここにいるのだ.....」「それも.....」「2人も同時にだ.....」と語りかける原作の肝だと思っている台詞がバッサリとカットされていて、映画と原作とは別物だと感じた。

その2人とはもちろん桜木花道流川楓のことで「まだ君の才能を見せてもらっていませんよ桜木君」への返答となるプレーに対する言葉である。

回想シーンを効果的に入れて、でも詰め込み過ぎることはなく、山王の圧倒的な強さもしっかりと描いていて、マニアから初見の方まで受け入れてもらうために何を差し引いて何を加えるのか計算し尽くされた作品だと感じた。

ブザービーターの「左手はそえるだけ」もなかったもんね。

 

 

『Grape Park Court』の三井寿 (ミッチー) ファンのまいまいさんが1年前にスラムダンクの映画化おめでとう企画でメニューになった「諦めの悪いパフェ」。

ミッチーのサイドストーリーもかなりバッサリとカットされていて、ミッチーファンとしてはどう思っているのかお聞きしたかったが、残念ながらまいまいさんはこの日お休みだった。

 

 
お店のツイッターを見ると
「みなさん、スラダンはもう観ましたか… 
私早く喋りたくて喋りたくてしょうがないです…
このままではスラハラしてしまいそうなので、観る予定の方は早めに観てください
😂
今日も18時までよろしくお願いいたします〜」
(まいまい)
と、つぶやかれていて、どうやら満足されているみたいである。
 
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この日は指先がかじかむほどの寒さで、お店に着いたときはコートには誰もいなかった。

 

 

外は寒くても店内はポカポカなのでコーヒーシェイクを飲んでいると、ご両親と一緒に兄妹が来店し、寒風吹きすさぶ中、ボールを借りてコートへ出ていった。

 

 

スラムダンクのコミック本を見て「全部揃ってる!」と、妹さんが声を上げていたので初来店なのかな?

おそらくご両親がスラムダンク好きで、親子で映画を観賞されたのだろう。

映画の大成功を物語っている光景を見ていると、子供たちに向けて「たとえ体格に恵まれていなくても世界に通用するプレーヤーになれる」というメッセージを込めるためにリョータを主役にしたのではないかと、ふと思った。

「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」

ダンクシュートはできなくてもドリブルとパスと走り続けることはできる。

すそ野が広がれば山の頂は高くなる。

私が帰る頃にはくそ寒いコートにいる人数が6人に増えていた。

 

小鳥と象 うたとギターによる Xmas コンサート

 

2022.12.17 窯のひろば 

『小鳥と象 うたとギターによる Xmas コンサート』

ヨダアミ (うた) トシロタカヒロ (ギター)

 

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以前ポチとして活動されていたアミさんが瀬戸から日進に引っ越されてご近所になられたタカヒロさんと結成されたご近所DUOで、良く間違われるそうだが夫婦DUOではないです。

活動は少し前から目にしていたが、会場が近くの「窯のひろば」ということで足を運んだ。

ポチでは『猫目月』や『ハリネズミのジレンマ』など、動物の気持ちを歌っていて、そう聞くと子供向きかと思うがそうではなく、はしもとみおさんの切なくて残酷で美しい詞は動物をずっと観察して愛があるからこそ書けたもの。

動画で猫のイラストも描かれている動物彫刻家のはしもとみおさんは全国各地で展覧会を開催されていて、今更説明するまでもないと思うが、「情熱大陸」などのテレビ番組でも取り上げられている。

 

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アミさんがお母さんになられたことは承知していたが、第二子をご出産されていたことは存じておらず、その詞には母としての自覚と優しさと大きな愛や言葉で表わせない様々な感情が宇宙のように広がっていて、ボーカリストとしても以前からあった力強さに加えて包容力も兼ね備え、母は最強。

タカヒロさんがお父さんなのかはお聞きしなかったが、そのクリアで温かい音色はアミさんの声との相性も良かった。

 

 

おそらくライブハウスには行かれたことはないであろうご年配の方や、行きたくてもなかなか行けないであろう小さいお子さんを連れられたお父さんお母さんなど、幅広い年齢層が楽しんでいる光景は音楽としてのあるべき姿のひとつ。

 

 

7年前に企画した『けものとポチの音楽会』もそういったコンセプトで、昼の部はお子さんが会場を走り回って、お菓子も自由に持って行ってOK、はしもとみおさんの彫刻に興味津々で、曲に合わせて描かれる渡邊春菜さんのライトペイントに目がまんまる。

お母さん達もお子さんと一緒になって踊っていた。

ちなみに私の「ブサ猫」は春菜さんによるデザイン。

 

 

会場の「窯のひろば」は、瀬戸市の銀座通り商店街に、人が集える場所、地域情報発信の場として、一人暮らしのお年寄りやベビーカーに赤ちゃんを乗せた子育て世代の若いママたち、そして陶都瀬戸を観光で訪れる多くの人たちに、コミュニティカフェとして運営されている集いの場。

私もここで何か企画できたらと思う。

 

 

 Xmas コンサートということで『星に願いを (英語バージョン)』『Wonderful Christmastime』『Happy Xmas  (War Is Over)』と、これでもかの選曲で「ビートルズのまわし者ではありません」って、笑えた。

 

 

「じゃこ」とは私のmixiネームだがmixiは何年もやっていないので「じゃこさんです」とタカヒロさんに紹介されたときは戸惑ってしまった。

 

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そして、何度もお聴きした『ポチとオリーブ』が『ヨダアミとアマニ』となって7年の時を経て復活する。

アマニさんは徳島在住だそうで貴重な機会になるため、12月27日は御器所の音楽居酒屋「なんや」に是非!