necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

パドレ・プロジェクト / 父の影を追って

 

2025.3.31 シアターカフェ

武内剛 監督 『パドレ・プロジェクト / 父の影を追って』

 


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日本人の母とカメルーン人の父との間に生まれた武内剛監督。

父とは2歳のときにイタリアで1度あっただけで、日本というお国柄もあって、もうひとつのルーツであるアフリカを遠ざけて、日本人よりも日本人らしくなろうと生きてきた。

芸人となって付けた名前は『ぶらっくさむらい』。

そんな折、新型コロナウイルスが世界的なパンデミックになり、二度と父に会えなくなるかもと手掛かりがほとんどない中、ミラノへ向かった。

クラウドファンディングでいただいた好意で滞在できる限度の10日間で父に会うことは出来るのか?

結末はぜひスクリーンで。

 

necojazz.hatenablog.com

 

先日ここシアターカフェで『取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境』を観たばかりなので、シングルマザーとして武内監督を育てられ「世界で一番尊敬する」と監督が語られていた母親への目線での鑑賞。

監督は名古屋市中村区で育ったが、地元の小学校ではいじめが心配で中区の小学校に通わせ、証券会社でバリバリ働き、実家でピアノを弾くシーンもあって、子供の頃は不自由な思いはまったくしなかったそうだ。

仕事に子育てと大変な日々だったであろうし、監督が父に会いたいと思ったのは父のことを悪く言わない母の愛情をたくさん受けて育ったからだと思う。

ミラノへ発つ前と帰国後に認知症を発症して介護施設にいる母のもとへ会いに行くのだが、彼女はどのくらい理解していたのだろう。

 


この日のゲストは、漫画家でファミリーヒストリー株式会社代表取締役、CAT'S EAR 代表の石崎未紀 さん。

石崎さんも実の父親を知らないで育ち、シネマスコーレで2回鑑賞して2回とも大号泣されたそうで、トークの声も涙まじり。

家系図を作り、自分のルーツを探り、先祖のストーリーを手繰って動画にするまでの事業をされているとのこと。

https://familyhistoryrecord.jp/

 

 

エンドロールの「ケッタマシーン」に名古屋へのリスペクトも感じた。

シアターカフェでは 4/3(木)と4/4(金) の2日間上映されるので是非。

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