necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

『大怪獣ガメラ』 塚口サンサン劇場

 

2026.2.7 『大怪獣ガメラ』

塚口サンサン劇場

 


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全国ミニシアター巡り11館目(愛知県を除く)。

兵庫県尼崎市にある塚口サンサン劇場にて『大怪獣ガメラ』を鑑賞。

 

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1954年に公開された『ゴジラ』をはじめ『ラドン』や『モスラ』など怪獣映画は東宝の独壇場であったが、それに対向するため大映が1965年に製作した『大怪獣ガメラ』。

大映はその前年に突然変異したネズミの大群が襲ってくるという『大群獣ネズラ』を企画したものの、本物のネズミを使ったためダニやノミが大量発生するなど様々な困難によって撮影を断念したが、その失敗で諦めることなく『大怪獣ガメラ』が製作された。

 

 

当時は既にカラー作品が主流になっていたが、低予算だったためにモノクロとなり、資金力で東宝にかなわないとしてもそれを補うアイデアとパワーが感じられ、大きなスクリーンで観られて良かった。

 

 

塚口サンサン劇場は阪急塚口駅のすぐ目の前という好立地なのだが、大阪梅田や神戸三宮へのアクセスも良く、電車でちょと行けば繁華街のシネコンへ行けてしまうという立地でもある。

『まちの映画館 踊るマサラシネマ』は、ミニシアターが次々と閉館していきシネコンはどんどん増えていく中で、塚口サンサン劇場が生き残ってきた歴史とアイデアとパワーが詰まった1冊である。

低予算ながら大ヒットして今も尚ゴジラと並び評されて愛され続けているガメラと重なる部分もあるように思えた。

 

 

映画に合わせて踊ったり歌ったり、歓声を上げて応援をし、クラッカーを鳴らし、紙吹雪をまき散らすなど、ルールの範囲内で参加型の観賞をするマサラ上映をはじめ数々のイベントや手作りの展示物などの写真が待合室にあって、その一端を見ただけで全国から映画好きが集まる理由がよく分かった。

 

 

他にも集客の一環としてYouTube で毎週オススメの上映作品の紹介をされているので『映画館のある生活』で検索して是非お聞きいただきたい。

 


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ネタばれしない程度のほどよい塩梅で作品の魅力が流暢に語られていて、つい聞き入ってしまう。

ノーチェックだった『長安のライチ』やガメラシリーズはめちゃくちゃ観たくなったし、観賞済みの『小屋番』はなるほどと思う視点で、その熱い語りに他で観るより塚口サンサン劇場で観たいという気持ちになる。

梅田と三宮は時々ライブを聴きに行っており4月に三宮の100BANホールへ行く予定なので、ライブの前に塚口サンサン劇場に寄ることにしよう。