2021.1.2 AWAKE センチュリーシネマ
2021年の映画はじめ。
地元では10年にひとりと言われる天才も奨励会に入会すればただの人。
上には上がいることを思い知らされる。
しかも奨励会からプロ棋士に進める者は年間でたったの4人という超狭き門。
そして、数年後に若手強豪棋士 vs 最強将棋ソフト開発者として再び対局する。
電王戦のシーンは2015年の話で、2017年には佐藤天彦名人(当時)がボナンザに連敗し、人間 vs 将棋ソフトの戦いに終止符が打たれた。
もはや両者が対局する意味はなくなった。
現在は将棋ソフトの最善手をどれだけ指し続けられるかが勝利への道筋であり、評価値放送では形勢が数値化される。
私も『もりけんTV将棋』で評価値放送を楽しまさせていただいている。
「AI越え」という言葉が話題になったように、AIが将棋人気の一役を担うようになり、それに併せて藤井聡太二冠が現れたのは偶然ではないだろう。
ストーリーの着眼点の面白さはもちろんだが、少年時代も含めライバル2人の演技もみどころ。
言葉ではなく視線や身体の細かい動きで心の内を見事に表現している。
この作品を観たいと思ったきっかけである落合モトキさんは凄いの一言。
彼の出る作品は今後も見逃せない。
映画鑑賞後、センチュリーシネマのPARCO東館からすぐの松坂屋南館2階 KiKiYOCOCHO にある R ART OF COFFEE にて2021年のカフェはじめ。
百貨店も新型コロナの影響は大きく、中でもメインである年配のお客様はかなり少なかったそうだ。
今年は回復しますように。
例年はシアターカフェで映画マイベスト10 を発表しているが、昨年はそれもなかった。
2020年の映画マイベスト10。
順位はつけません。
・アルプススタンドのはしの方
・彼女は夢で踊る
・君がいる、いた、そんな時。
・37セカンズ
・空に聞く
・はちどり
・パラサイト 半地下の家族
・ばるぼら
・二人ノ世界
・本気のしるし 劇場版
(50音順)
『彼女は夢で踊る』は大好評につき、シネマスコーレにてアンコール上映 (1月9日~1月22日) があるので、是非。
私も3回目行きます。