necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

安ヵ川大樹ニュートリオ

 

2024.2.8 STAR☆EYES    安ヵ川大樹ニュートリオ

安ヵ川大樹 (b) 市川空 (pf) 塚田陽太 (ds)   

sit in 足立吉規 (as)

 


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いつもの太くて強靭な安ヵ川社長のベースに、切れ味抜群のドラムが躍動し、鋭い楔を入れるピアノは流麗にしてダイナミック。

社長の脇を固める若手のお二人はスターアイズ初出演で、お聴きするのも初めてだったが、空さんオリジナルの1曲目から知性と野生が渾然一体となった刺激的な演奏に圧倒された。

実力があっても知名度的にまだこれからの若手は地方のツアーに行きたくても会場決めや集客のハードルは高く、有能な若手を地方に紹介してくれる大御所の存在は大きい。

社長にどこでスカウトされたのかお聞きしたところ、空さんとはご近所の間柄で、陽太さんとは音大で先生と生徒の間柄とのこと。

このふたりは合うだろうと引き合わせたところ、既にお知り合いだったそうで、偶然でありながら必然でもあるトリオ。

どうりで相性がいいはずである。

 

 

ピアノマイクが天井に向けられていることからわかるようにこの日はPAを通さないアンプラグドライブ。

通常はドラムとのバランスを考えてPAを通すのだが、ダイレクトに伝わってくる生音は立体的で心地良い。

 

 

ずっと厨房で耳を傾けていたママさんが「凄くいい音でピアノが鳴っていた」と感心しきり。

誰よりもスターアイズのピアノを聴いている主が言うのだから間違いない。

 

 

2ndの1曲目でシットインされた足立吉規さんと空さんのスマートショット。

情感が込められたベニー・ゴルソンの『ステイブルメイツ』に、またもや名大からの逸材かも。

 

 

一昨年リリースされた『The Three Roses』。

ライブでも良かった空さんの『Wunderbarland』に、陽太さんの『Without Words Without Silence』も印象深く、若手のソングライティングの能力の高さも伺えた。

近々2ndアルバムのレコーディングがあるそうで、この日演奏したあの曲にこの曲も収録されるだろう。

マスターと奥さんも若手ふたりの音が相当気に入られた様子で、早速次回のライブが9月15日(日) に決まった。

楽しみである。