necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

『ボクたちはみんな大人になれなかった』舞台挨拶上映

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2021.11.21 伏見ミリオン座 

『ボクたちはみんな大人になれなかった』舞台挨拶上映

登壇者 森義仁監督 燃え殻さん(原作者)

 

舞台挨拶を行うのは上映初日若しくは上映初旬というのが通常である。

しかしながら、伏見ミリオン座で上映が始まったのが11月5日(金)なので、大ヒット御礼で登壇することはあるけど、3週目に入ってからの舞台挨拶というのはあまり聞いたことがない。

それにも関わらず客入りはかなり良く、2回目以上という方もかなり居られたのでは。

中には Netflix (ネットフリックス) でご覧になられてから、映画館でもという方も居られた。

 

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チラシにも「舞台挨拶緊急決定!!」とあるように、当初は予定になかったが急遽決まった様子である。

伏見ミリオン座の飾りつけをSNSでご覧になられて足を運びたいと思われたそうだ。

伏見ミリオン座さん、グッジョブ!

前回の投稿でアップしなかった写真を貼り付けておきます。

 

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でも、伏見ミリオン座の飾りつけは今回だけ特別ということではなく、毎回趣向を凝らされていて、名物と言ってもいい。

森監督は今作が初監督作品で、ここに至るついこの前まで裏方の仕事もたくさんこなされて来られたと思うし、燃え殻さんに関しては元々テレビの美術制作というTHE裏方の仕事をされており、このお二人だからこそ思うものがあったのだろう。

特に燃え殻さんは、小説と映画は別物なので原作者が映画の舞台挨拶にしゃしゃり出るのは如何なものかというスタンスで、今回が2回目の舞台挨拶らしく、飾りつけをされた方はうれしくて堪らんだろうな。

上映期間が終了する前に映画と一緒に飾りつけも鑑賞していただければ。

 

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舞台挨拶のあとのサイン会ではお二人ともひとりひとりとしっかり話をされて、お人柄も伺えた。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』の文庫本発売にあたってのPVに けもの の『リップクリーム・ダブ』が使われていることは前回の投稿で書いたが、その経緯を燃え殻さんにお聞きしたところ、以前から けもの は好きで、直接 けもの(青羊さん) に依頼されたそうだ。

 

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そして、燃え殻さんの新作『これはただの夏』は、けもの の『ただの夏』にインスパイアされて執筆された作品である。

こちらの小説もオススメ。

曲も台湾で撮影されたPVもオススメなのでフルバージョンでもどうぞ。

 

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帰り道、何か大人っぽいものを食べたくなったので、老舗のめん処で「海老天・玉子煮込み定食」をいただいた。

 

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大人っぽいというより、おっさんだな。

お店のテレビではオリックス対ヤクルトの日本シリーズをやっていた。

そういえば誠とかおりが出会った1995年も同じ対戦カードで、イチローが徹底的にマークされて野村ID野球に屈したのだった。

月日はあっという間に流れ、野村監督はお亡くなりになられ、イチローはメジャーで大活躍して引退された。

そして、1995年は阪神淡路大震災地下鉄サリン事件が起きた年でもあった。