ジブリパーク建設中の、愛・地球博記念公園 (モリコロパーク) の前を週に3回くらい自転車で通るのだが、この日は久しぶりに園内のサイクリングコースを走ろうと自転車を漕いで行くと、駐車場待ちの車列ができていた。
何かイベントを開催しているのだと思うが、先日の『全日本餃子祭り in モリコロパーク』もスゴい人出で、ジブリパーク開園後にお越しの際には公共交通機関を利用されることを強くオススメする。
サイクリングコースを走る前に、藤が丘にある La BOULANGERIE d'a Cote (ラ ブランジュリ ダコテ) でちょっと遅めの昼食をとった。
名古屋駅方面からジブリパークへ向かう場合に地下鉄からリニモに乗り換える藤が丘駅周辺にはグーチョキパンに引けを取らない素敵なパン屋がいくつもあって、その中でもオススメのお店である。
この日は、グリルチキンのバゲットサンドとカヌレにドリンクバーを注文した。
イートインコーナーでは学生らしき男女4人組の外国人がおしゃべりをしていて、その楽し気なフランス語は心地よく、フランスの方はやはりこのお店を選ばれるのだろうと納得。
ハード系がメインで、パンそのものの美味しさが噛むほどに口の中に広がってくる。
食べた分のカロリーを消費すべく、愛・地球博記念公園のサイクリングコースへ。
今年の3月25日における公園エントランスの工事風景。
10月2日現在の公園エントランス。
案内所、飲食店、売店などが建ち並び、ジブリパークのチケットがなくても無料エリアで買い物ができるのはうれしい。
愛・地球博記念公園がまるまるジブリパークになるのではなく、もともとある公園の中に溶け込むようなかたちでいくつかのエリアが点在し、11月1日にはまず3つのエリア「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」がオープンする。
サイクリングコースはもちろん無料エリア。
自転車を持ち込むこともできるし、レンタサイクルは1周100円で借りられる。
47都道府県の木々の間を走る1周5.1kmのコースは、車も歩行者もいない自転車専用の一方通行なので安全に走行できるし、周回コースならではの連続したカーブと程よいアップダウンがハートを刺激してくれる。
上級者でも走り応え十分だが、高速走行は禁止されているのでスピードにご注意を。
青春の丘エリアにある「地球屋」。
耳を澄ますとバイオリンの音色が聴こえてきそうで、無料エリアから見た後ろ姿も美しい。
無料で寝転び放題の大芝生広場の奥にどんどこ森エリアの入り口がある。
愛・地球博記念公園の敷地のほとんどは森だが、その広さはUSJの約4倍、東京ディズニーランド+ディズニーシーの約2倍あり、現段階で予定されている5つのエリアの完成後もエリアを増やしていただきたい。
三鷹の森ジブリ美術館の3倍の広さがあるメインエリアのジブリの大倉庫ではジブリの街並みが演出され、ジブリ飯が食べられるカフェも入るみたいである。
もちろん無料エリアにもいくつかカフェがあって、その中のひとつ冬青珈琲店 (ソヨゴコーヒー店) に寄った。
こちらでは本格的なスペシャリティコーヒーとオーガニックフードにクラフトビールもいただける。
この日はエチオピアを2種類試飲させていただいて、よりフルーティーだった浅煎りの豆を購入した。
とにかく明るい田中さんの高感度の高い接客とスマイルも無料。
店舗改装のため10月13日までお休みされるそうで、新装オープン後はワインやスイーツにも力を入れて行かれるそうだ。
愛・地球博記念公園の無料エリアだけでもジブリの雰囲気を味わうことができるし、むしろのんびりと過ごす方が性に合っているので、ジブリパークへはゆっくり行きたい。