2019.6.9 Honky Tonk 佐藤奈々子(vo,key) 清水ひろたか(gt)
音楽には有名とか無名とか売れるとか売れないとかの物差しは存在しない。
CDが何万枚売れようが、楽曲が何万回ダウンロードされようが音楽の価値とはなんの関係もない。
他人の評価も関係ない。
自分が好きかどうか、ただそれだけ。
ただただ見つけた人のもの。
自己満足に終わる。
こそがまたいい。
はっぴえんどのLPのとなりではにかむ42年前の奈々子さん。
佐藤奈々子 1stアルバム『Funny Walkin'』(1977年)。
デビュー前の佐野元春氏との共作だそうだ。
マスターのこのアルバムへの想いをFacebookで知った。
信頼できる人の自己満足は気になる。
写真家でもある奈々子さんの被写体は街角でさっきすれ違った人や猫たち。
名前もない人たち当てたフォーカスは清水さんのギターにより輪郭がくっきりと浮かび被写界深度を操りぼかしを入れる。
人が生きることの悦びと哀しみ、その深さ、静かに語りかけるからこその圧倒的な説得力。
季節外れに咲く愛しいひとの写真には「クリスマスローズ」とキャプションがあった。
MCはもっぱらうなぎのお話で、お二人ともうなぎには目がない様子。
瀬戸にも「田代」や「魚六」など、自慢できる美味しいうなぎ屋がいくつかあります。
ぜひ今度は瀬戸にうなぎを食べにお越し下さい。
ついでにライブもよろしくお願い致します。
マスター、すてきな岐阜の夜をありがとうございました。