necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

岩瀬敬吾 × KEEWO ライブ

 

2023.11.16 Honky Tonk

岩瀬敬吾 × KEEWO ライブ

 

 

Honky Tonk が岐阜市から北名古屋市に移転されて、新店舗でのこけら落としライブ。

 

 

移転する前の店舗はJRと名鉄の岐阜駅から徒歩圏内で交通アクセスは良かったが、新店舗は最寄り駅から徒歩20分強だし、巡回バスは走っているものの午後4時までで、駐車場は10台ほどあるが最寄りのコインパーキングからは2kmあるということで、集客的にライブの開催は難しいかなと思っていた。

そんな中、岩瀬さんから連絡があったそうで、事情を説明したところ快諾されたとのことだった。

おふたりとも初めてだが、これは行くしかないだろう。

 

 

KEEWOさんは Honky Tonk 初登場。

歯切れのよいギターと透明感ある歌声が心地良く響く。

ステージから細長くなっている客席は聴く場所によって反響が違ってくると思うが、後方の席は跳ね返りが続く感じもあって、軽くエコーが掛かっていた。

先日まで岩瀬さんと沖縄を回られていたそうで、ライブで全国各地をまわって感じた心象風景が音となってじんわり沁みわたる。

 『NO BEER NO MUSIC』のTシャツの通り、普段はビールを飲みながらのライブだそうで、酔拳の如く酔えば酔うほど指が動き舌がまわるのだろうが、この日はシラフで歌われて、自分の出番が終わってからグビグビされていた。

次回は飲みながらのライブもお聴きしたい。

 

 

岩瀬さんは移転前の店舗では何度かライブをされていて、そこで聴いていたファンで来られなかった方は翌日の大垣へ行かれるのかも。

歌声もギターの音色も語り口もやさしく、辛いときや疲れているときにホッとできる日だまりのようなひととき。

人生の酸いも甘いも噛み分けた人が辿り着ける境地なのだろう。

 

 

KEWWOさんのジャケットは様々な自然条件が重なって撮れた地元の京都とは思えない遠い異国のようなショット。

前作のリリースが9年前の岩瀬さんのライブでは発売間近のニューアルバムからのナンバーやジャケットのお話も伺え、次回はリリースライブでまたお越し願いたい。

 

 

11月19日、奈良からの帰りの車中でFM愛知を聴いていると、19時からの番組で1999年のヒット曲を特集していた。

宇多田ヒカルさんの『First Love』や椎名林檎さんの『本能』などに続いて、19の『あの紙ヒコーキ くもり空わって』が流れてきて、改めて良い曲だと聴き入った。

そう言えば客席にこの曲をリアルタイムで聴いていたであろう世代の方も居られたと思う。

 

 

外に出ると駐車場は満車状態で、駐車場足りない問題は難しい課題だが、ジムのトレッドミルで日々1時間以上歩いている(走らない)身としては、最寄りの駅やコインパーキングから歩くのは健康にもいいと思うし、自転車圏内の方はなるべく自転車で来ていただけたらと思う。

これから26km漕いで帰ります。