もりけん、と言っても森脇健児 (わかるかなぁ) のことではない。
「もりけんTV将棋」のユーチューバー。
将棋番組は数々あれど、藤井聡太棋聖を全力で応援する番組はそうそうないだろう。
王位戦七番勝負第3局も、藤井棋聖の100%勝利、先手で手数91と大予言。
ドーン!
こう書くと、いい加減な番組に聞こえるが、さにあらず。
AI の評価値により形勢状況をグラフで表し、最善手・次善手・候補手に読み筋、残り時間など、画面にはデータが並ぶ。
じゃあ、硬い番組みたいだが、さにあらず。
もりけんさんの軽快な語り口と、視聴者とのチャットのやり取りは、他の将棋番組にはない楽しさ。
それに、藤井棋聖全力応援と書いたが、それだけではない。
対局相手の棋士もリスペクトして不適切な書き込みは断じて許さない。
盤面を出すと著作権に触れる恐れがあるため出せないが、逆に応援したくなるめっちゃあったかい将棋番組。
藤井棋聖の登場で人生が変わったと言う。
先日、丸山忠久九段に敗れた後の感想戦での藤井棋聖を思いやる気持ちには感動すら覚えた。
それが「もりけんTV将棋」。
対局1日目、パルティせとの喫茶スマイルで「藤井聡太くんの誕生日パフェ」を食べながらの観戦。
1日目は大きな動きはなく互角の状況の中、46手目で木村一基王位が封じ手。
モニターの前も静かに応援。
2日目は藤井棋聖優勢で進み一時は優勢値 2700以上となり、もりけんさんのボルテージもグラフと一緒に上がってきたが、あれ?あれ?
藤井棋聖ミスった?
一気に木村王位が有利に。
もりけんさんも固まった。
しかし、終盤の強さは圧倒的な藤井棋聖。
悪手を取り返す最善手で再逆転。
149手まで、木村王位が投了。
「お二人の健闘に拍手をお願いします」と、もりけんさん。
パルティせとのパブリックビューイング会場も喜びにつつまれた。
藤井棋聖、王位のタイトル獲得にいよいよあと1勝となった。
次回、第4局は8月19日、20日。
折しも明日6日から24日まで愛知県独自の緊急事態宣言が発せられることになった。
緊急事態宣言中はパルティせとでのパブリックビューイングは開催されないとのこと。
私は自宅にて「もりけんTV将棋」で、もりけんさんや全国のみなさんと一緒に藤井棋聖を応援することにしよう。
よろしければチャンネル登録をして、みんなで応援しよう。
もりけんさん、楽しい番組ありがとうございます!
せんきゅー、エブリばでー、しーゆー。