2021.6.25 浜名湖1周サイクリング
自転車はソロ活動に限る。
その理由は、自分のペースで走れたり、気になるお店があればふらりと寄れたり、何よりすべて自分の責任なので誰かと揉めることがあり得ないのがいい。
二人以上で走る場合はペースが合わなかったり、道を間違えた場合など、相手のせいにして揉める可能性があるので避けたいが、ドラゴン服部シェフからのお誘いなのでまあいいか。
ドラゴンがレンタサイクルなのでスピードを合わせるために折りたたみ自転車を持って行くことにした。
10時スタートの予定だったところ、ちょっと遅れて到着が10時30分になってしまい、しかも17時までに返却すればいいと思っていたのが16時までということで、こりゃかなりタイトな走りになりそう。
直ぐにスタートしたいところだが、レンタサイクルの手続きや係員さんからの「この時間から1周するのは無理」とか、「途中のターミナルで乗り捨てできる」とか、「その場合は保証金は返却されない」とかの説明で、スタートするときには11時近くになっていた。
最初の1時間はすごくいいペースで、これなら16時までに帰れそう。
ちょっと余裕がありそうなので、「長坂養蜂場はちみつスイートアトリエ」で、はちみつソフトクリームをいただいた。
はちみつが練り込まれたソフトクリームに注文後に追いはちみつをして、甘さとコクの絶妙なハーモニーは最高。
他にも魅力的な商品がたくさん並べられていたが、ゆっくり見るほどの余裕はなく、また寄りたい。
しばらく快調に走っていると「ん?」さっき見た景色が。。。
現在地を確認しないでジャンジャンバリバリ走っていたら、どうやら猪鼻湖をぐるりと1周してしまったようだ。
30分以上ロスしてしまい、乗り捨てやむを得ずといった状況となった。
ドラゴンと言えばその土地ごとの名物を食することが大好きで、この日もいろいろリクエストを受けていたが、「グルメよりも1周したい」という言葉で、昼飯抜きで走ることにした。
そこからノンストップ。
トイレ休憩のみで、交差点の信号待ちでは前半の反省からこまめに現在地をチェック。
かなり気温も上がってきたので、熱中症対策のため水分補給も少量をこまめに。
上り坂であのカーブまでかなと思って曲がるとまた上り坂。
エネルギー切れだが、ゆっくりになっても足は止めない。
するとご褒美の下り坂がやってくる。
風と一体になりたまらん快感&下り坂が休憩時間。
現在地と時間を確認する度に「行けるかも」という気持ちになり、それがエネルギーとなる。
15時を回ったので浜名湖ガーデンパークの北ゲート付近からドラゴンが電話を掛けると「とにかく16時までには帰ってきてほしい」だって。
反時計回りで回る方が多い中で時計回りにしたのは、新居町駅からスタートするとゴール間近で浜名湖大橋というご褒美が待っているから。
残っている足でラストスパートをかけてゴールすると、15時40分。
地図の距離は48.20kmとなっているが、猪鼻湖を5kmスイムで渡ってからの距離なので、推定で70kmは走っている。
道を間違えたときは二人とも一瞬諦めたが「やればできる」byティモンディ高岸。
ソロ活動では得られない汗に、たまにはデュオ活動も悪くない。
「余裕じゃん」と言いながら、身体からは「とにかくアイスが食べたいと」聞こえてくるので、税込み299円で「しろくま」を購入。
最初のひと口で「うんめぇ~」と、思わず声が漏れる。
世の中にこんな美味しいものがあったのか。
夕食まで時間があったので、ドラゴンにサマーブレンドを淹れていただき、浜名湖を眺めながらのコーヒータイム。
スッキリとした口当たりで夏を感じさせる美味しさに贅沢なひと時。
夕食にと思っていたお目当てのうなぎ屋はコロナの影響なのだろうか営業しておらず、他のうなぎ屋もほとんど閉まっていたので、「さわやか」でげんこつハンバーグ。
どうやらドラゴンがクロスバイクを購入するようなので、自転車部立ち上げました。
部員は募集していません。