necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

NakamuraEmi「Momi Release Tour 2021」 Band公演

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2021.11.30   NAGOYA ReNY limited

NakamuraEmi (vo)  カワムラヒロシ (gt)  片野吾朗 (ba)  熊井吾郎 (mpc)  千葉岳洋 (pf)  大塚雄士 (per)

 

「Momi Release Tour 2021」全25粒中、24粒目のセミファイナルで、ツアーの様子を毎回丁寧にブログに綴られている Emi さん。

ニューアルバム『Momi』に収録されているコーヒーと人生を重ねたナンバー『drop by drop』に因んで、ファンからオススメされた各地のカフェを訪ねられている様子もブログにアップされていて、楽しく拝見させていただいている。

どのカフェも魅力的で、コーヒー好きには堪りません。

全部は無理にしてもいくつかのお店には足を運んでみたい。

 

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私はライブ前の一杯を R ART OF  COFFEE 松坂屋南館の2号店でいただいた。

その前に千種区鏡池にある本店に寄ってコーヒー豆を購入。

豆はもちろん2号店にも置いてあるが、オーナーの寺田さんとのコーヒー談義が目的である。

 

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季節限定に弱いので、濃い目の味わいにしたというクリスマスブレンドを購入した。

最初に本山駅近くにお店を構えられてから、もう10年くらいになるのかなぁ。

名古屋でのこのところのカフェの出店ラッシュについていろいろとお聞きしたが、名古屋のコーヒー事情は群雄割拠みたいである。

 

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松坂屋南館の2階  KiKiYOCOCHO にある2号店。

 

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横丁をコンセプトに横の繋がりを大切にしたフロアでは共用スペースでも飲食ができる。

 

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同じフロアにある名店、完売必至の PAUL BOCUSE Carre の生食パンを使ったメニューもいただけて、シンプルにバタートーストとケニアを注文した。

マグカップにたっぷりと注がれたケニアは浅煎りでフルーティーな酸味。

ジャパンバリスタチャンピオンシップ優勝、ワールドバリスタチャンピオンシップ準優勝の経歴を持つ、バリスタでありロースターでもある門脇洋之氏の下で修業された業は名古屋でも屈指で、店名の R は門脇氏が営む CAFE ROSSO の意思を引き継いでいる。

バタートーストは外側がサクッと、でもやわらかく、中心はとろけるほどにしっとり。

バターは牛乳を仕入れている業者の無塩バターを使用されているそうで、一般には売っていない拘りの一品。

もし100%のバタートーストがあるとしたらこれでしょうと思えるくらいに美味しい。

 

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Emi さん初めての会場、松坂屋北館地下1階にある NAGOYA ReNY limited。

私も初めてで、名古屋には良いハコがたくさんあるなぁと再認識した。

ここからほど近いところにあったがコロナ禍で閉店してしまった名古屋ブルーノートで2回お聴きしたお月見ライブ。

モーションブルー横浜での七夕ライブ同様に定番となったのに残念で仕方ないが、一番残念に思っているのはブルノートの方と Emi さんだろうし、他のお店のことはステージの上では言えないが、いろいろな想いを抱えてのステージだったのではないのか。

 

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声の伸びやかさと迫力は24粒目だろうが関係なく、どれだけ熱唱しても1ミリたりとも澱みがない。

魂で歌っているので喉が枯れるとかないのだろうか。

いや、ケアは入念にされているのだろうし、この喉の強さも神様からの贈り物。

 

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次々にどれも好きな曲ばかりだが、特にお気に入りの『東京タワー』。

インスタライブで30代を歌った曲は歌えなくなるかも、みたいな話をされていたが、40代になっても50代になっても歌い続けていただきたい。

Emi さんの強みのひとつにファンの年齢層の広さがあり、それぞれの年代で響き方が違うだろうし、同じ曲でも年を重ねる毎に聴こえ方が違ってくるだろう。

ヒット曲の多くは自分らしく生きるべきと言ったような大きな括りでのひとつの価値観に収斂される傾向にあるが、Emi さんの曲は泥だらけで手で触れることができパーソナルで半径3メートルなところが痺れる。

 

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もうひとり?のメンバー、NakamuraIne。

クリスマスバージョンになっている。

これを撮っているうちに楽しみにしていた名古屋だけの特別企画、路麺えんそばの蕎麦とPharmarcyのkedamonoブレンドが売り切れてしまった。

でも、完売おめでとうございます!

 

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necojazz.hatenablog.com

 

このブログを書いたときコバタクさんは15:00からの番組 tTime を担当されていたが、現在は21:00からの Mirror Park を担当されている。

ライブの帰り道、カーラジオで Mirror Park を聴いているとライブの前半は会場で聴いておられたとのこと。

そして、番組内の tTime のコーナーで『drop by drop』が流れた。

 

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コバタクさんの曲紹介、流石でした。