necojazz’s diary

ジャズを中心に雑食

グランツーリスモ 

 

2023.10.3 MOVIX 三好   2023.10.4 CINEMA WORLD 中川

グランツーリスモ

 

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若者の車離れという言葉を耳にするようになって久しいが、それは車に興味が無くなったからではなく、金銭的な理由と若者の心を惹く車が少なくなったからだそうだ。

その証拠にPlayStation用ソフト『グランツーリスモ』は、現在全世界で累計9000万本以上を売り上げていて、その埋もれている購買層に目を付けた日産が、バーチャルとリアルを繋ぐ革新的なドライバーの発掘・育成プログラム「GTアカデミー」を設立し、世界中から選抜されたトッププレーヤー達がプロフェッショナルレーシングドライバーを目指す。

ゲーマーがプロレーサーになるなんて、よくこんな雲をつかむようなストーリーを考えたと思うところだが、なんと実話。

テクニックはあるとしても、運動不足のゲーマーが経験したことのない重力に耐えられる強靱な肉体や一瞬も気を抜けない状況下での持久力があるとは思えないが、よく日産の幹部がOKを出したものだ。

トヨタのお膝元に住んでいる日産ユーザーとしては、「やっちゃえ日産」という思いで鑑賞。

 

 

もちろん、ゲーマーが自分の力だけでプロレーサーになれる訳はなく、GTアカデミーの創設者や指導者、家族に恋人、アカデミーでしのぎを削った仲間など、それぞれのエピソードがコンパクトにまとめられていて、主人公の挫折や葛藤からの立ち直りはピットインの作業並の速さで、レズポンス良くキビキビと展開していく。

そして何よりも主人公のヤン本人もスタントとしてハンドルを握る大迫力のレースシーンが胸アツで、これは 4DX で観るべき作品だと思った。

 

 

CINEMA WORLD 中川にて、4DX 初体験。

エンジンの振動がブルブルと伝わり、ハンドルを切ると左右に振られ、上下することによりスピード感も増し、レース中に雨が降り出すとミストの演出も。

料金分の価値は十分にある臨場感と没入感を味わえた。

疲れていても居眠りする心配はないだろうし。

 

 

グランツーリスモを観たあとに筋トレに行って、月に一度3回目の体成分測定。

主人公のヤンがレース前に聴いていたケニーGとエンヤは筋トレにはイマイチだったので、ヤンを指導するジャックがお気に入りのブラックサバス『Paranoid』を聴きながらマシンを動かした。

 

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筋トレ開始日から、体重-3.3kg、筋肉量-0.2kg、体脂肪率-3.4%。

先月から、体重-1.4kg、筋肉量-1.0kg、体脂肪率±0%

また筋肉量が減っているのには凹むが、今回は納得している。

 

 

グランツーリスモにあったクラッシュシーンほどではないが、自転車でクラッシュして骨折はしていなかったものの、擦り傷多数であちこちに痛みが残り2週間ほど筋トレが出来なかったので仕方ない。

かなりのスピードを出して坂道を下っていると突然自転車ごと吹っ飛び、一瞬の出来事に何が起きたのかさっぱり理解不能で、しばらく体が動かせず夜空を見上げていた。

這いつくばって吹っ飛んだ辺りを見ると、アスファルトに大きな亀裂がありタイヤがそこに嵌ったようだが、暗くなっていたので亀裂にはまったく気付かなかった。

アクシデントもあってなかなか結果が出ないが、落ち込んでいる場合ではない。

ピットインしてアクセル全開だ。

良い作品を観た。