2024.7.11 トリコローレ
NEXT LEVEL 村本大輔氏 ウーマンラッシュアワー 独演会
「俺はお笑いが一番最高の世界で一番スゴイ仕事やと思っているから」
名古屋では7月12日からセンチュリーシネマで公開される『アイアム・ア・コメディアン』。
公開初日に日向史有監督と村本大輔さんの舞台挨拶&独演会があるということで伺いたかったが都合が合わず、他に行けるところはないかと探したところ大垣市のトリコローレで独演会が開催されるということで足を運んだ。
村本さんの独演会はテレビから干されて間もない2018年4月13日に名古屋駅エリアにあるビルの大会議へ一度だけ伺っており、そのときの客層は若い女性がほとんどで、おっさんは私だけ?みたいな場違いな感じがして足が遠のいてしまったが、そんなしょーもないことを気にしてたことを反省。
地上波では放送できない内容が満載。
いや、被災地や朝鮮学校などで現場の声を聞いて、それをお笑いに変換しているのだから放送できないはずはないのだが、局がスポンサーや政治家に忖度しているだけ。
ネットでも「お笑いに政治を持ち込むな」みたいな思考停止の幼稚なコメントで炎上しているが、彼らはチャップリンも否定するのだろうか?
弱者から権力者に対しての批判であり、マイノリティからマジョリティに対しての訴えであり、それらを皮肉って何が悪いのか理解不能。
独特な言葉のリズム感はラップ的な心地好さと高揚感もあって、しかも溜飲が下がって笑えるって最強。
「(アメリカは)はジャズとコメディをやるとろ」
世界中のジャズプレーヤーがニューヨークを目指して、日本人ミュージシャンも留学されたり活躍されている方が何人も居るが、スタンダップコメディには言葉の壁がある。
それを承知で、英語を話せないのにいきなり飛び込んで、それすらお笑いに変える。
映画を観るのが益々楽しみになった。
経済アナリストでありながら個人的に経済コメディアンでもあると思っている森永卓郎さん。
彼も地上波では『がっちりマンデー』を除く他の番組は干されてしまった。
独演会の前説をされた普通のおじさんである平松さん。
ステージ4の末期がんからがんが小さくなっているそうで、食事も運動も大切だがそれよりもストレスがないのが一番とのこと。
森永さんも長年言いたいことを言えなくてそのストレスががんの一因になっているなら『書いてはいけない』などここ一連の書物やYouTubeで今まで伝えられなかったことを書きまくって言いまくってストレスを発散されているはずなのでがんも小さくなっているかも。
村本さんの「日本はアメリカの言いなりになっている」という言葉は森永さんの『書いてはいけない』の内容に繋がってくる。
動画の中で「ジャニーズ問題」「財務真理教問題」のあと編集でカットされているのが「日航123便墜落問題」。
関連の書物や動画に触れるほど闇の深さを感じざるを得ない。
平松さん、村本さんの独演会を尾張旭市か瀬戸市でも開催しましょう。
会場と開催費は頼っていただいて大丈夫です。